マイクロソフトは7月24日、今後の新作タイトルを紹介する「Xbox Games Showcase」を放送。この中で『Fable』を発表した。対応プラットフォームはXbox Series XとWindows 10。本作は、Xbox 360や初代Xbox向けにリリースされたファンタジー・アクションRPG『Fable』シリーズの最新作だ。
『Fable』シリーズは、『ポピュラス』などの生みの親Peter Molyneux氏が手がけた作品として知られ、ナンバリング作品としては2014年発売の『Fable III 』までリリース。そのほかにも、スピンオフ的な作品も複数存在する。本シリーズは、アルビオンと呼ばれる大陸を舞台にしたファンタジー・アクションRPGで、英雄として生きる主人公の物語が、作品によって異なる角度から描かれてきた。バトルでは剣や銃、そして魔法を扱うことができ、アクション性の高いゲームプレイを楽しめる。また、シリーズを通じて自由度の高さを大きな特徴としており、クエストなどでの選択肢の豊富さ以外にも、NPCとの交流においては結婚や子作りまで可能だった。
そして今回発表された最新作『Fable』だが、現時点では上のティザートレイラーが公開されているのみで、ゲーム内容に関する情報はかなり少ない。ナレーションでは、伝説の英雄たちと危険な悪者たちの物語で満たされ、また空想的なモンスターや、自然と魔法が同居する世界が舞台になると案内。必ずしもハッピーエンドばかりではないが、あなたの物語はこれから紡がれるとしている。そして最後には、自然豊かで広大な環境の中に佇む都市が映し出されており、本作での冒険に期待感を抱かせる。
本作の開発を担当するのは、マイクロソフト傘下のPlayground Games。レースゲーム『Forza Horizon』シリーズを手掛けてきたデベロッパーとして知られるが、今回は一転してアクションRPGであり、しかもXboxを代表する人気シリーズを担当することとなった。発売時期も明かされていないため、まだまだ開発はこれからなのかもしれない。続報には注目が集まる。
『Fable』は、Xbox Series X/Windows 10向けに発売予定だ。Xbox Game Pass向けの提供も予定されている。