『アウター・ワールド』の拡張コンテンツ「Peril on Gorgon」発表、9月9日海外配信へ。新たな小惑星でヤバい薬物の秘密に迫る

 

【UPDATE 2020/07/27 12:10】
『アウター・ワールド: ゴルゴンに迫る危機』が国内向けに発表され、日本語字幕付きトレイラーが公開された。以下記事内のトレイラーを、日本語字幕付きのものに変更。

【原文 2020/07/24 3:01】
マイクロソフトは7月24日、デジタルショウケース「Xbox Games Showcase」にて『アウター・ワールド(The Outer Worlds)』の拡張コンテンツ「The Outer Worlds: Peril on Gorgon(以下、Peril on Gorgon)」を発表した。対応プラットフォームはPC/PS4/Xbox One。海外では2020年9月9日に配信予定となっている。

「Peril on Gorgon」は、開発元Obsidian Entertainmentが計画している2つの『アウター・ワールド』用拡張コンテンツのうちのひとつだ。将来的にはNintendo Switch向けにも配信予定。14.99ドルで単体販売されるほか、「Expansion Pass」(24.99ドル)を購入することでもアクセスできるようになる。後者は「Peril on Gorgon」と、拡張コンテンツ第2弾「Murder on Eridanos」がセットになったものだ。Xbox Game Pass加入者であれば、これらを10%オフで購入できる。

『アウター・ワールド』は、『Fallout: New Vegas』や『Pillars of Eternity』などを手がけたObisidan Entertainmentの作品。資本主義が染みわたる星系を舞台に描かれる一人称視点のアクションRPGだ。PC/PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch向けに販売中。今回発表された拡張コンテンツ「Peril on Gorgon」では、ゲームの舞台となるハルシオンコロニーにて新たな小惑星を冒険。『アウター・ワールド』の特徴であるダークユーモアはそのままに、パルプ・ノワール風味の物語が描かれる。小惑星Gorgonにて、スペーサーズチョイス社の薬品「アドレナタイム」(移動速度や近接攻撃速度ボーナスを付与するアイテム)の謎めいた起源に迫るのだ。

Gorgonはかつて、ハルシオン内でもっとも野心的な科学実験がおこなわれていた小惑星であるが、悲惨な結末を迎えてしまったという。実験施設は廃墟と化し、今ではモンスターや略奪者たちの巣窟となっている。主人公たちは世捨て人Minnie Ambroseなる人物から、科学者であったMinnieの母および突如中止されたGorgonプロジェクトの責任者に関する秘密を追うよう、依頼を受ける。そして主人公一行は調査を進めるにつれて、コロニーの運命を変えてしまうような、大きな陰謀の存在を知ることになる。

ゲーム本編のように、さまざまな解法が用意されたクエスト群はもちろんのこと、新たな武器、防具、欠点(flaws)などが追加。さらにレベル上限が30から33にまで引き上げられ、これまでよりも多くのスキルや特性(Perk)を会得できるようになる。豊富なコンテンツによって『アウター・ワールド』の世界を拡張する「Peril on Gorgon」は、海外にて9月9日配信予定だ。