『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』非公式レシピ本が今ホット。いちどは食べたいあの一皿から、“微妙な料理”まで完全再現
先月『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』の料理を再現したファンメイドのレシピ本が発売され、このタイミングでSNSなどで話題を集めている。本作の魅力のひとつといえば、冒険の最中に作れる数々の「料理」だ。材料を組み合わせることでさまざまな恩恵のあるレシピを生み出すことができる。回復や寒さガードなど多彩な効果が得られるだけでなく、料理の見た目も食欲を刺激するものばかり。がっつくリンクを眺めながら、いちどは「実際に食べてみたい!」と思ったプレイヤーが少なくないだろう。そんな夢を叶えるのが、コスプレイヤーのAimee Wood Works氏が製作した「非公式ゼルダの伝説料理ブック」だ。
*Kickstarterローンチ時の動画。
本書は2019年8月にKickstarterが開始され、約1年を経て出版された料理本だ。収録されたレシピは2年間にわたりAimee氏が独自に研究したもので、195種類を超えるメニューが掲載されている。うち125種類以上はヴィーガン料理で、150種類以上がグルテンフリーのヘルシーな献立となっているようだ。スタンダードエディションは328ページで構成され、マスターエディションはさらに7つの限定レシピが加わっているという。
レシピの完成にあたってはAimee氏のDiscordサーバーで有志を募り、入念な試作が繰り返された。現在でもチャンネルを訪ねると、数多くの「作ってみた」画像を見ることができる。「野菜クリームスープ」や「串焼き肉」は安定のおいしそうな出来栄えだ。変わり種としては「赤チュチュゼリー」があり、こちらはフルーツゼリーとして翻案されている。見た目が可愛らしい「マモノケーキ」は特に人気を集めているようだ。キワモノでは、失敗作として生成される「微妙な料理」や「硬すぎ料理」を再現する猛者も現れている。
「非公式ゼルダの伝説料理ブック」はEtsyにて販売中。スタンダードエディションは3332円、マスターエディションは7777円となっている。別途、日本への送料が4443円かかってしまうため、気になる人は1110円のPDF版を利用するといいだろう。なお「BotW再現料理」は料理好きゲーマーの間で人気の高いジャンルとなっており、国内ではTwitterユーザーげん氏による非公式レシピ再現本が7月20日に完売したばかり。腹ぺこゼルダファンによる美食の道は今後も発展していきそうだ。