『ニンジャラ』更新データVer.1.2配信開始。ガムウェポンの性能調整や機能追加など、修正理由もしっかりと添えられた丁寧なアップデート
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは本日7月17日、オンライン対戦アクション『Ninjala(ニンジャラ)』の更新データVer.1.2の配信を開始した。本アップデートは、ガムウェポンの性能調整や機能追加・調整など、バランス調整と快適性の向上を施す内容になっている。
ガムウェポンの調整内容としては、ヨーヨータイプのガムウェポンである「ニンジャヨーヨー」「シノビスピナー」が弱体化された。具体的には、スペシャル(武器固有のアクション)である「ヨーヨーリープ」について、ワープ攻撃によるダメージを減らす下方修正がなされている。ヨーヨーリップは、投げたヨーヨーの場所にワープして周囲に攻撃する技。修正前はダメージが高く、大武器時には通常サイズのドローンを2撃で破壊することが可能だった。そのため、他のガムウェポンを使用するプレイヤーとドローンを取り合う場面では、素早くドローンを破壊して一方的にスコアを奪えていたという。
公式アナウンスでは、「ワープ攻撃によるダメージを減らしたため、今までよりもドローンを壊すまでに少し時間がかかるようになりました。ドローンを一方的に奪い去って逃げるニンジャに太刀打ちできる機会が増えることでしょう」と言及している。
また、同武器のガム忍術(忍術ゲージを貯めて発動させる必殺技)である「カンツーミキサー」も攻撃力を減らす下方修正がなされた。カンツーミキサーは、敵との距離が離れている場合でも、壁やフェンスを貫通して敵にダメージを与えられるガム忍術。発動中は無防備になってしまうものの、敵やドローンをまとめて巻きこむことができ、猛威を振るっていたようだ。
公式アナウンスでは「攻撃力が減ったため、ドローンや他のプレイヤーを倒し切るまでに時間がかかるようになりました。総じてカンツーミキサーでの獲得スコアも下がり、現状ほどの猛威を振るうことはなくなるでしょう」と言及している。
その他の武器については、ガム忍術「ニンジャトルネード」「ドラゴンロード」の攻撃力を増やす上方修正がなされている。ニンジャトルネードは、攻守ともに使いやすいガム忍術だが、やや決定打に欠けていた。今回の調整で大きいサイズのドローンを1撃で壊せる攻撃力を持つようになり、ドローンをめぐる戦いで強力に立ち回ることができるだろう。
ドラゴンロードは、他のガム忍術よりも忍術ゲージが溜まりやすいものの、相手を倒しきれない場面がみられた。今回の調整によって、さまざまな場面で活用できる機会が増えることだろう。なお、ドラゴンロードにおいては追尾時間も延長されたため、性能強化に伴って発動に必要な忍術ゲージは少し増やされている。
機能面においては、リザルト時に取得できるティアポイントが4倍に上方修正され、格段にポイントが貯めやすくなっている。またマッチングシステムも見直され、ロビーの待ち時間が60秒から30秒に変更された。それに伴い、バトル開始可能な参加人数がバトルロイヤルは6人以上、チームバトルは3人対3人以上に変更されている。そのほかにも、細かな機能調整や、不具合修正がなされている。各ガムウェポンの性能調整についても修正理由がしっかりと添えられているため、公式ページも確認しておこう。
ちなみに、ガンホー・オンライン・エンターテイメントは7月13日、本作の全世界ダウンロード数が300万を突破したことを明かしている。記念プレゼントとして、ゲーム内では「100ジャラ(無償)」を配布中。受け取り期間は8月27日まで。本作は基本無料で「Nintendo Switch Online」に未加入の方でも参加可能だ。まだ未プレイの方も、一度ニンジャアクションを体験してみてはいかがだろうか。