台湾のインディースタジオDigital Crafterは7月16日、対戦格闘ゲーム『Fight of Gods』のPlayStation 4版を、本日日本で配信開始したと発表した。価格は2178円。
『Fight of Gods』は、世界各地の神や聖霊、神話中のキャラクターらが闘う対戦格闘ゲームだ。イエス・キリストや如来仏(ブッダ)、ゼウス、オーディン、サンタクロースなどのほか、日本に馴染みがあるキャラクターとしては天照大神やスサノオもおり、計15体と隠しキャラ1体が登場。パラレルワールドに召喚され一堂に会した彼らは、神々の格闘大会に参加する。
ゲームシステムはクラシックな2D格闘ゲームに倣い、弱・中・強攻撃と投げが各ボタンに割り当てられ、さらに十字キーでのコマンドと組み合わせた必殺技が可能。攻撃によって黄色のゲージが溜まると超必殺技を繰り出すことができ、逆にダメージを受けて緑色のゲージが溜まると“神の力”を発動できる。神の力の効果は、被ダメージ量が増加する代わりに体力が回復したり、移動速度が上がったり、あるいは技の性能が変化したりと、キャラクターによってさまざまだ。
ゲームモードは、アーケードモードやオンライン・オフライン対戦モード、トレーニングモードなどを収録。オンライン対戦には、ディレイ方式ではなくロールバック方式を採用することでクオリティを安定させ、海外プレイヤーとの対戦時の遅延問題を大幅に減少させているとのことである。
本作は、これまでにPCやNintendo Switch向けに先行配信されており、プレイヤーからは好評を獲得。一方で、Steamでの早期アクセス開始時には、実際に信仰の対象となっている神を含むキャラクターたちが拳を交えるというテーマから、一部で議論を呼んだ。開発元Digital Crafterは、長期間の打ち合わせとキャラクターデザインの調整を経て、今回のPS4版の配信にこぎつけることができたとしている。
『Fight of Gods』のPS4版は、PlayStation Storeにて配信中だ。日本語表示にも対応している。