『ウイニングイレブン』のグラフィックが次世代向けに大幅進化中。Unreal Engineへ本格移行か

画像はトレイラーをキャプチャしたもの
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コナミデジタルエンタテインメントは7月15日、『ウイニングイレブン』シリーズの新展開を予告した。チームは、次世代のサッカーゲームを創り出すために、新たなサッカーゲームエンジンの開発に着手したという。新しいエンジンでは、選手モデル、アニメーション、物理表現、グラフィック、サウンド、コントロールといったゲームプレイを構成するすべての要素が大きく進化するとのこと。さらには、myClubを刷新し、Master Leagueを大きく発展させ、「ウイニングイレブン」というコンテンツ全体を「新しい舞台」へ引き上げるとしている。

家庭用ゲーム機向けの『ウイニングイレブン』シリーズにおいては、2013年よりFox Engineが採用されてきた。Fox Engineはかつて同社内に存在した小島プロダクションが制作していた、マルチプラットフォーム開発に対応する自社エンジン。同エンジンは『メタルギアソリッドV』の開発に採用されたことで有名であるが、『ウイニングイレブン』シリーズでも使われ続けており、昨年発売のPC/PS4/Xbox One版『eFootball ウイニングイレブン 2020』は、同エンジンにて開発された。

PC版 『eFootball ウイニングイレブン 2020』 のスクリーンショット


一方で、シリーズの稼ぎ頭であるモバイル版『ウイニングイレブン』には、Unreal Engine 4が採用されている。Unreal EngineはPCやコンソール向けの大型タイトルの開発に強みを持つが、並行してモバイルゲームへの最適化も進められている。一時期は露出も多かった『コード:ドラゴンブラッド』など、高精細なグラフィックのスマホゲームにおいてUnreal Engineが使われるケースは多い。

Android版『eFootball ウイニングイレブン 2020』 のスクリーンショット


新しいエンジンを開発するということは、つまり今のゲームエンジンを見直すということ。そして今回の告知トレイラーにおいては、冒頭にUnreal Engineのロゴが映る。すなわち、家庭用ゲーム機向けの『ウイニングイレブン』においても、Unreal Engineが使われるということだろう。トレイラーでは、緻密に描かれたメッシの姿が映し出されている。

次世代向けUnreal EngineであるUnreal Engine 5はすでに発表されているが、プレビューは2021年初頭に利用可能になり、2021年後半のフルリリースが予定されている(関連記事)。新エンジンによる『ウイニングイレブン』は、2021年中旬よりテストが開始され、2021年後半リリース予定。新エンジンがUnreal Engine 5になると確定したわけではないが、大きく進化を果たすことは間違いなさそうだ。

なお新エンジンに移行している関係で、今シーズンの『ウイニングイレブン』は、新製品ではなくシーズンアップデート版として提供されるとのこと。次世代プラットフォームに向けて進化する『ウイニングイレブン』の新展開に期待しておこう。

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