『アサシン クリード ヴァルハラ』11月17日発売へ。9世紀ヴァイキングの旅路を描くシリーズ最新作


Ubisoftは7月13日、同社のデジタルイベント「Ubisoft Forward」にて『アサシン クリード ヴァルハラ』の発売日を発表。11月17日にPC/PlayStation 4/Xbox One/Stadia向けにリリースされる。PlayStation 5/Xbox Series X対応も予定。PlayStation 4版を購入するとPlayStation 5版を、Xbox One版を購入するとXbox Series X版を追加費用なしでプレイできる。

あわせて、本作の各要素を紹介する最新トレイラーが公開されている。
同作のメディア向けハンズオン会を踏まえたプレイレポート記事はこちら


シリーズ最新作となる『アサシン クリード ヴァルハラ』は、9世紀暗黒時代のヨーロッパを舞台に、伝説のヴァイキング「エイヴォル」の旅路を描く作品。故郷のノルウェーからイングランドに侵攻し、敵地を征服。分断された領土に新たな定住地を築いていく。諸侯や王国同士の争いによって引き裂かれているイングランドにて、略奪、知略、指導者との同盟などを駆使し、仲間を栄光へと導くのだ。

前作『アサシン クリード オデッセイ』とは違い、本作ではレベル制を廃止。あわせて戦闘が強化されており、敵の種類はシリーズ史上最多。主人公は、右手・左手に持つ武器の組み合わせを自由に決める二刀流が可能となっている。斧、剣、盾。もちろん片手持ち武器だけでなく両手持ちの武器もあり。そのほか弓矢で遠距離から敵を射抜く、アサシンブレードにより暗殺するなど、さまざまなプレイスタイルに対応。膨大なスキルツリーによって、さらなるカスタマイズが可能となっている。またシステム面だけでなく、手足の切断・斬首といった演出面でのこだわりも増した。

*30分間のゲームプレイ・ウォークスルー

同作では戦士団を率いて敵地に奇襲を仕掛け、定住地の発展のために富と物資を奪う襲撃戦、攻城戦が味わえる。個人ではなく、仲間とともに戦うことに力が入れられているのだ。そういった意味で、物語としても戦闘としても新たなアプローチが取られていると言える。戦士団の新たな故郷となる定住地では、仲間たちとの物語が展開されるほか、兵舎、鍛冶屋、刺青店といった建物を建設・アップグレードしてカスタマイズ可能。建物が増えるごとに新たな機能やクエストが解禁される。

プレイヤーの言動によって物語が変化する点は『アサシン クリード オデッセイ』から継続。さらに本作では、サイドアクティビティとして酒飲み勝負、釣り、ヴァイキングの伝統競技「口論詩」などに挑めるようになった。口論詩は、言うなればヴァイキング流のラップバトル。痛烈な言葉と華麗な韻の踏み返しで相手を打ちのめすのだ。

アサシン クリード ヴァルハラ』の対応プラットフォームはPC/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox One/Xbox Series X/Stadia。PC/PlayStation 4/Xbox One版は11月17日発売予定となっている。弊サイトのプレイレポートはこちら。また今秋には小説「アサシン クリード ヴァルハラ -ゲイルムンド・サーガ-(仮)」(マシュー・J・カービー著)が発売予定だ。