SFパズルACT『Sky Beneath』正式発表。重力の方向を切り替えパズルを解きながら、浮遊都市を駆ける

Mindhaven Gamesは7月7日、SFパズルアクションゲーム『Sky Beneath』を正式発表。重力の方向を切り替えパズルを解きながら、浮遊都市を駆ける作品だ。

デベロッパーのMindhaven Gamesは7月7日、SFパズルアクションゲーム『Sky Beneath』を正式発表した。対応プラットフォームはPCおよびコンソールで、2021年に発売する。


『Sky Beneath』の舞台となるのは、人類と発達したテクノロジーを持つ異星人が共存する惑星だ。ここには異星人が運営する採鉱企業が存在し、主人公のキャシーはスカベンジャーとして働いていた。しかしとある出来事をきっかけに、この企業と人類との協力関係が破綻。両者の関係性は不安定になり、惑星の貧富の格差は広がっていった。そしてキャシーは、友人の発明家アニーの助けを借りながら、この疲弊しきった惑星から逃れる方法を求めて冒険をおこなう。

本作には、浮遊都市や未来的な施設、研究所、あるいは異星人の要塞など、さまざまな環境のステージが登場。この惑星に異星人が持ち込んだ、不思議な動植物にも出会えるという。キャシーは、異星人のテクノロジーを使ってアニーが開発した、重力を制御できるデバイスを装備しており、プレイヤーはこれを駆使しながら進んでいくのだ。

ゲームプレイにおいては、プレイヤーはステージの重力の方向をシームレスに切り替えることができる。つまり、壁や天井が床になるということ。ステージ内には、触れるとミスになるレーザーや噴出する水、トゲのある植物などの障害物が配置されており、これを避けて通ったり、先へ進むためのルートを見出すために重力を操作していくのだ。重力操作時には、プレイヤーキャラクターはどの位置に移動するのか、影のような姿であらかじめ投影される。

ステージ内を探索する中では、異星人のテクノロジーが詰まったアイテムを発見できることもあり、これによってキャシーはよりパワフルになっていくという。トレイラーでは、離れた場所にあるオブジェクトを操作して、扉のロックを解除する様子が見られる。これは念力のような形で動かしているというよりも、こちらもやはりオブジェクトに対する重力の方向を操作しているようで、この辺りが本作のパズル要素のメインとなるのだろう。新たなアイテムの獲得によって、こうした能力が追加されていくのかもしれない。


今回公開されたトレイラーでは、走ったりジャンプしながら次々に重力の方向を変えており、本作はアクション性の高いゲームプレイになることがうかがえる。また、主人公キャシーが友人アニーと会話を交わす場面もあり、ゲームを進めるに従ってふたりを巡る物語も展開。その中では、この惑星にかつて暮らしていたスカベンジャーたちの秘められた過去にも迫ることになるという。

『Sky Beneath』は、PC(Steam)およびコンソール向けに2021年発売予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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