人狼アクションRPG『Werewolf: The Apocalypse – Earthblood』映像公開。2021年2月、PC/コンソール向けに発売へ
パブリッシャーのNacon(旧:Bigben Interactive)は7月8日、自社取り扱いタイトルを紹介するオンラインイベント「Nacon Connect」にて『Werewolf: The Apocalypse – Earthblood』のゲームプレイ映像を公開。同作を2021年2月4日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Epic Gamesストア)およびPlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X。Epic Gamesストアの対応言語欄には日本語も含まれている。
同作は『Call of Cthulhu』や『Styx』シリーズで知られるCyanide Studioが開発中の三人称視点・人狼アクションRPG。TRPGシリーズ「World of Darkness」の「Werewolf: The Apocalypse」をベースにした作品だ。主人公Cahalは、「Garou」と呼ばれる狼男。一度はFiannaという部族に属していたが、自らの怒りを制御できなくなったことを機に流浪の身を選ぶ。数年後、失踪した娘を探していたところ、かつての部族の仲間たちが危機に直面していることを知る。Cahalは家族と仲間を守るため、人間、狼、そして獰猛な巨大獣クライシスという3つの形態を使い分け、母なる大地であるガイアを冒涜する者を懲らしめていく。自らを破滅に追いやらないよう、自身の怒りを抑えながら。
舞台となるのは米国北西部。石油会社のEndronは環境を破壊し、惑星を侵食するスピリット「Wrym」の力を増殖させていた。贖罪と血を求めるCahalは、GarouとEndronの間で勃発した戦争において、重大な役割を担うようになる。今回披露されたトレイラーでは、Cahalが形態を変えながら人間や二足歩行メックと戦う様子が確認できる。形態変化と怒りのマネジメントは本作の核となる要素。人間形態は他者との交流や機械の使用、狼形態は探索やステルス、クライシス(半人半狼)形態は戦闘といったように、それぞれ用途が異なる。環境破壊が進んでいるという情報を見聞きすることで怒りゲージがたまり、そのまま制御できずにいると激高状態になる。すると力が強化されるかわりに、敵味方の区別がつかなくなるといったデメリットが発生する。
※現在ゲーム業界では、TRPG「Werewolf: The Apocalypse」や「Vampire: The Masquerade」のビデオゲーム化プロジェクトが複数進行中
「World of Darkness」フランチャイズのビデオゲーム化プロジェクトとなる『Werewolf: The Apocalypse – Earthblood』。発売は2021年2月4日を予定。PC版(Epic Gamesストア)のストアページは開設済みだ。