機械獣オープンワールド『Horizon Zero Dawn』PC版は8月7日発売へ。PS4版以上のフレームレートや多彩な解像度対応で、さらなる高み
Guerrilla Gamesは7月4日、PC版『Horizon Zero Dawn Complete Edition』を8月7日に発売すると発表した。SteamとEpic Gamesストアにて発売予定。価格は4900円で、すでに予約購入が可能。PC版『Horizon Zero Dawn Complete Edition』は、PS4で発売された同作をベースに、多彩なオプションを追加した移植作品となっている。日本語字幕および日本語音声を収録。
『Horizon Zero Dawn』は2017年3月、PlayStation 4向けに発売されたGuerrilla開発のオープンワールドゲーム。舞台となるのは、大災厄により人類文明が崩壊してから1000年が経過し、大自然の中で機械獣が闊歩する原始的な世界。美麗に描かれた広大なオープンワールド、多彩な道具を駆使して機械獣・野生動物を狩るアクション、主人公アーロイの出生と文明崩壊の秘密を追うスケールの大きな物語などが味わえる。「Complete Edition」には、主人公アーロイが極寒の地にて新たな試練に挑むDLC「凍てついた大地」が含まれている。
本編とDLCを収録するほか、PC版ではさまざまなオプションが用意されている。注目したいのは、多彩な解像度への対応。最大4K解像度(ネイティブ)を基本としつつ、ウルトラワイドまでサポート。32:9の3840×1080解像度にてゲームをプレイできる。ただしカットシーンにおいては16:9に制限されるという。またPS4版では30fpsが基本であった同作だが、その上限が取り払われ、ハードウェアにあわせてより高いフレームレートでゲームを楽しめるという。アンチエイリアスについても、さまざまなオプションを完備。FOVは最大100度まで調整可能。
動的な木々や反射など一部のグラフィック表現も改善されている。ただしゲームのアセット(キャラや機械獣や環境)そのものは、PS4版と同じであるので、劇的に変わるというわけではなさそうだ。そのほか、マウス&キーボード操作にも対応し、幅広いコントローラーをサポート。詳細は不明ながら、ベンチマークツールも用意されているそうだ。
壮大な冒険譚だけでなく、その美しいグラフィックも話題を呼んだ『Horizon Zero Dawn』。PS4版の魅力を引き継ぎつつ、PCリリースに際してオプションが追加され、続編の発売を見据えて世界はさらなる高みへと導かれることだろう。
『Horizon Zero Dawn Complete Edition』PC版は、SteamおよびEpic Gamesストアにて8月7日に発売予定だ。