『サイバーパンク2077』の世界を舞台にしたアニメシリーズ「サイバーパンク エッジランナーズ」発表。トリガーが制作、Netflixにて2022年公開へ

『サイバーパンク2077』の世界を舞台にしたアニメシリーズ「サイバーパンク エッジランナーズ」発表。トリガーが制作、Netflixにて2022年公開へ。監督は今石洋之氏、副監督は大塚雅彦氏、キャラクターデザインは吉成曜氏と金子雄人氏が担当。

CD PROJEKT REDは6月26日、新作オープンワールドRPG『サイバーパンク2077』の情報を届けるオンラインイベント「Night City WIRE」を放送。この中で、アニメ制作会社トリガーとNetflixと協力し、本作の世界観をもとにしたアニメシリーズ「サイバーパンク エッジランナーズ(原題)」の制作を発表した。2022年に公開する。

本作は、『サイバーパンク2077』と同じ世界を舞台にしながら、ゲームとは独立したスピンオフ作品となる。テクノロジーと人体改造が一般化した巨大都市で、多くの犠牲を払い困難を乗り越えながらアウトローの傭兵、すなわち“サイバーパンク”の道を歩んだ少年の物語を追う作品になるという。そしてNetflixを通じて、10話構成のアニメシリーズとして公開される予定だ。

「サイバーパンク エッジランナーズ」は、「天元突破グレンラガン」「キルラキル」「プロメア」などで知られる日本のアニメ制作会社トリガーが制作を担当。監督は今石洋之氏、副監督は大塚雅彦氏が務め、キャラクターデザインは吉成曜氏と金子雄人氏が担当する。同社代表取締役の大塚氏は、トリガーとして最強の布陣であると表現。また、同社として10周年を迎えることもあり、それにふさわしい作品にしたいと抱負を述べている。そのほか、クリエイティブディレクターに若林広海氏、シリーズ構成に宇佐義大氏が就く。

CD PROJEKT REDは、『ウィッチャー3 ワイルドハント』や『サイバーパンク 2077』のスタッフで構成されたクリエイティブチームを起用し、2018年にアニメーション制作を決定したという。制作においてはCD PROJEKT REDのストーリー原案をベースに、宇佐氏と大塚氏が脚本を担当する。さらに、劇伴制作は『サイレントヒル』シリーズなどで知られる山岡晃氏が担当するとのことだ。


CD PROJEKT RED開発チーム総責任者アダム・バドウスキー氏:

「『サイバーパンク 2077』の世界を舞台にしたアニメの制作を発表できて、とても嬉しく思っています。私たち開発チームの誰もがサイバーパンク作品を見て、読んで、遊んで、夢中になっています。サイバーパンクのジャンルは創造性の余地が大きく、私たちに強い影響を与えてくれました。『サイバーパンク エッジランナーズ』は、そんなサイバーパンクジャンルそのもの、そしてアニメーションという表現媒体に対する、私たちからのラブレターです」

株式会社トリガー代表取締役社長 大塚雅彦氏:

「世界中のゲームファンから熱狂的に支持されている CD PROJEKT REDの期待の新作『サイバーパンク2077』の世界観を共有した全10話の新作オリジナルアニメシリーズをトリガーで制作できることになり興奮しています。最高のゲームのアニメ化にプレッシャーも感じていますが、それ以上にこの魅力的な挑戦へ闘志を燃やしており、今石監督によるTVシリーズでは表現できないハードなアクションのアイディアも練っているところでこのコラボレーションを必ず成功させたいと思っています」

監督 今石洋之氏:

「サイバーパンクは大好きなジャンルですが、オリジナルの作品としてはなかなか作れない題材だったので、今回CD PROJEKT REDと一緒に制作できることが嬉しい。ゲームの完成度が素晴らしい分、ゲームのファン、アニメのファンの両方を納得させるのは簡単でないが、だからこそのやり甲斐を感じているし、制作も楽しめている。期待を裏切らず越えていけるように、精一杯取り組んでいきたいと思っています」

アニメシリーズ「サイバーパンク エッジランナーズ」は、Netflixにて2022年公開予定。詳細については今後発表される。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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