『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』発表。初期3部作の続きを描く完全新作に

パブリッシャーのActivisionは6月23日、『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース(Crash Bandicoot 4: It’s About Time)』を発表した。対応プラットフォームはPC/PlayStation 4/Xbox Oneで、10月2日発売予定。

パブリッシャーのActivisionは6月23日、『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース(Crash Bandicoot 4: It’s About Time)』を発表した。対応プラットフォームはPC/PlayStation 4/Xbox Oneで、10月2日発売予定。本作は、2001年に発売された『Crash Bandicoot: The Wrath of Cortex(クラッシュ・バンディクー4 さくれつ!魔神パワー)』の続編だ。
【UPDATE 2020/6/23 1:00】
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https://www.youtube.com/watch?v=aOGwx3Ju6QQ

『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』は、『クラッシュ・バンディクー3 ブッとび!世界一周』のその後を描く続編である。世界征服を目論むネオ・コルテックスだったが、主人公クラッシュの活躍により失敗続き。ネオ・コルテックスとエヌ・トロピー、ウカウカらは、遠く離れた惑星に取り残されてしまう。彼らは長い年月をかけながらも時空に裂け目を作ることで、ようやく惑星からの脱出に成功。そして世界征服では飽きたらず、今度はマルチバースの征服に乗り出すことに。これを知ったクラッシュと妹ココは、時空の歪みを正すため4つのマスクを求めて冒険をおこなう。

そのマスクは時空の守護者とされており、現実のルールを歪めたり、障害物を突破するためなどに利用可能。たとえば「タイムマスク」はすべてのものを減速させ、「グラビティマスク」は重力を逆さにする。今回公開されたトレイラーでも、クラッシュが天井を走る場面が確認できる。このほか、シリーズお馴染みのアクションに加え、ウォールランやレールグラインド、ロープスウィングといった新たなゲームプレイも用意されている。また、本作ではクラッシュやココのほかに、ネオ・コルテックスもプレイアブルになる場面があるという。


販売元Activisionは、『クラッシュ・バンディクー』シリーズの初期3作品を『クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!』としてリメイクし、2017年に発売。同作は大きな成功を収め、2019年には『クラッシュ・バンディクー レーシング』のリメイク版である『クラッシュ・バンディクー レーシング ブッとびニトロ!』もリリースしている。

同社はこれらの作品での経験を経て、ファンにまったく新しいものを届けるためについにページをめくる時が来たとして、『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』の開発に取り掛かったのだという。開発はActivision傘下のToys for Bobが担当。スタジオ共同代表のPaul Yan氏は、今回は時空へと冒険が拡大し、熱心なファンにも新たなプレイヤーにも、新たなアクションを楽しんでもらえるだろうとコメントしている。

『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』は、PC/PS4/Xbox One向けに10月2日発売予定。本稿執筆時点では、Xbox One版がすでに予約受付を開始しており、価格は7560円。予約特典として、クラッシュとココの80年代スキンがプレゼントされる。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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