『スマブラSP』特番のもうひとつの主役は「桜井政博氏の自宅」。16万円のソファと大量のゲーム機が部屋を彩る
ソラの桜井政博氏は6月22日、「”ARMSファイター”のつかいかた」の中で『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の新コンテンツを発表した。すでに『ARMS』よりキャラが参戦すると告知されており、その詳細発表に大きな注目が集まっていたが、もうひとつ熱視線を集めていたトピックがあった。「桜井氏の自宅」である。
「自宅で収録した」と告知されていたように、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、桜井氏は家で収録を実施。開発者として文句なしの経歴はもちろんのこと、甘いマスクとユーモラスなジョーク、そしてゲームを愛してやまないゲーマーとして、全世界でカルト的人気を誇る桜井氏。言動の一挙一動が注目の的なのだ。そんな桜井氏が自宅を公開するとなれば、話題にならないはずがなかった。
今回お披露目された桜井氏の自宅は、ほとんど物はなく洗練されており、かつ洒落ている。ソファなどで白を基調としつつ、後ろには手入れされた観葉植物。あまり生活感がなく無機質という見方もできるが、整理整頓を心がけるミニマリストらしい桜井氏らしい部屋コーデだとも言える。面白いのは、早速その家具が特定されている点。夏目藤村氏は早速、ニトリの「3人用両電動本革3リクライニングソファ」ではないかと推測。お値段は税込16万円の電動ソファ。ボタンを押すことで角度を変えることができ、自由なポジションを選べるすぐれものだ。レビューも7件が投じられ、平均3.7とまずまず。
一方で同じニトリの「3人用本革ソファ」(税込10万円)ではないかという説も。共にかなり似たデザインをしているが、膝下の部分がつながっていることを考えると、前者の電動のものが有力だろう。なおオオタチライクなデザインのキュートなクッションはそれほどユーザーに関心が持たれていないからか、特定には至っていない。
ほかにも桜井氏宅は、窓の外の光景も「白」であることから天国と呼ばれ、あるいはそれは桜井氏が神だからであると謎めいた説が現れたりと、ユーザーは興味津々。もちろん、同氏のゲーマーっぷりも濃厚に垣間見られるシーンもある。というのも、ちらっと映っただけでも、数多くのゲーム機がテレビラックに収納されているからだ。
Nintendo SwitchにWii PS4、PS4 Pro、Xbox One X、PS3、PS3(スリムモデル)、ミニファミコン、ミニスーパーファミコン、SNES Classic、PCエンジン mini、メガドライブミニW+メガドラタワーミニ、PlayStation Classic。昨今発売されたゲーム機を、網羅せんばかりのコレクションである。見えないところにもこうしたアイテムはさらに存在していることだろう。そしてラックの上に並ぶのは、ふたつの巨大テレビ。来客者がきた際には、このテレビを使って同じゲームを同時に動かすこともあるそうだ。
※ メガドライブ ミニには『スペースハリアーⅡ』が挿さっていると指摘する鋭いファンも
すでに電ファミニコゲーマーにて、同氏の整頓に関する哲学が語られていることもあり、熱心なファンにとってはこうした部屋の様子は、想像から大きく逸しないものかもしれない。一方で、桜井氏の“生部屋”を見て興奮したファンも多いことだろう。こぎれいでミニマル、そしてクールな家具に、ゲームコレクションを備えた、ある意味ではゲーマーの理想の部屋。『ARMS』のミェンミェン発表だけでなく、桜井氏のパーソナルな一面の公開がSNSを賑わせていた。
そんな桜井氏が手がける『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の追加ファイターミェンミェンは、6月30日配信予定だ。