少女サイコロアクション『Lost in Random』発表。“ランダム”が支配する呪いを打ち破るため、ダークな世界を進む

Electronic Artsは6月19日、オンラインイベント「EA Play Live」を開催し、この中でZoink Gamesが手がける『Lost in Random』を発表した。2021年に発売する。

Electronic Artsは6月19日、オンラインイベント「EA Play Live」を開催し、この中でZoink Gamesが手がける『Lost in Random』を発表した。2021年に発売する。

『Lost in Random』の舞台となるのは、闇に包まれた王国。この世界は「ランダム」がすべてを支配しており、人々の未来がサイコロ一振りで定まってしまうという。主人公は、小柄ながら強い心を持った少女Even。何らかの出来事によってこの世界に大きな変化が訪れ、これをきっかけに彼女は危険な旅に出ることとなる。しかし、彼女はひとりぼっちではない。サイコロの姿をした相棒Diceyも一緒だ。Diceyは、Evenに力を授けてくれる存在とのこと。

今回公開された映像では、ダークな雰囲気の世界を進み、パチンコや多面体ダイスのような武器を使って敵とバトルを繰り広げるシーンが見られる。その際に、側にいるDiceyの数字の目の一部が光っているのが興味深い。ゲームプレイの中においては、EvenがDiceyをサイコロとして振る場面もあるようで、出目によって何らかの効果がもたらされるのかもしれない。彼女たちは、旅を続ける中で大勝負を繰り広げ、ランダムの呪いを打ち破ることを目指す。


本作の開発元Zoink Gamesはスウェーデンに拠点を置くインディースタジオ。EAは、外部制作のインディーゲームをサポート・販売するEA Originalsというレーベルを展開しており、Zoink Gamesにとっては『Fe』に続いての参加となった。同スタジオは、独特な世界観とビジュアルを持つ作品を多く手がけており、本作もそのスタイルを強く押し出したものとなっている。サイコロによるランダムが支配する世界という設定、およびそれと絡むであろうゲームシステムについてはまだまだ謎が多く、続報に注目したい。

Lost in Random』は、2021年発売予定。対応プラットフォームについては現時点では未発表だが、公式サイトにはCERO審査予定のマークがあるため、コンソール向けの国内発売が期待できそうだ。

【UPDATE 2020/6/19 19:50】
本作の対応プラットフォームについて、国内向けプレスリリースにて、PC(Steam/Origin)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けであることが明らかにされた。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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