タクティカルホラーRPG『Othercide』日本語対応でSteamにて7月29日リリースへ。ダークな世界で味わう本格ターン制バトル

パブリッシャーのFocus Home Interactiveは6月17日、『Othercide』を7月28日(日本時間では7月29日)にリリースすると発表した。『Othercide』は、ーン制ストラテジーに、ホラー要素を交えたタクティカルホラーRPGだ。

パブリッシャーのFocus Home Interactiveは6月17日、『Othercide』を7月28日(日本時間では7月29日)にリリースすると発表した。本作は、フランスとスウェーデンに拠点を置くスタジオLightbulb Crewが開発するタクティカルホラーRPGだ。対応プラットフォームはPC(Steam)および海外PS4/Xbox One/Nintendo Switch。定価は4280円で、現在おこなわれている予約購入では、15%オフの3638円で購入可能となっている。なお、Steamページによると本作は日本語UI・字幕にも対応するようだ。

『Othercide』は、『X-COM』シリーズに代表されるようなターン制ストラテジーに、ホラー要素を交えたタクティカルホラーRPGだ。本作でプレイヤーは人類最後の希望として、屈強な戦士たちDaughtersを指揮。死をもたらす異形の存在SufferingやOthersがはびこる街を舞台に、数々の犠牲や選択を通じて諸悪の根源に立ち向かっていくこととなる。

本作で展開されるターン制バトルでは、プレイヤーは3つのクラスの中からひとつを選択。剣の扱いに長けたBLADEMASTER。二丁の銃を携えるSOULSLINGER。そして、盾と槍を持つSHIELDBREAKERが用意されている。それぞれ戦闘における攻撃時のリーチやアビリティなどが異なっているため、敵の種類やフィールド環境に応じたクラス選択が戦況を打開するためのカギを握るだろう。具体的なアビリティとしては、10のユニットで5秒間先手ダメージを与えるSUPPRESSIVE FIREや、エリア内のすべての敵を攻撃するHAIL OF SHARDSなど、多岐にわたる能力が用意されているようだ。


バトルの基本的な流れとしては、画面下部に表示されるタイムラインに沿って味方に行動を指示。自身のターンが終了すると、次は敵が行動をとる。タイムラインを参照し、敵の行動パターンなどを読みつつ、戦況を打開するのだ。ただし、自身のターンでは何かしらの行動を起こすたびにコスト(AP)を消費する。つまり、限られたポイント内で攻撃・防御・移動をやり繰りしていくわけだ。また、それらの行動に付随する効果や発動のタイミング(ターンの遅延や敵への反撃)などは、先述のタイムライン上にも反映される。戦略的な立ち回りを実現するには、APや行動内容のマネジメントが必須となるだろう。

前述した一連のバトルの中では、もちろんだが敵も攻撃を仕掛けてくる。その攻撃の中には、特殊な効果が付与されたものも存在するという。今回公開されたトレイラー内では、そうした敵の攻撃モーションを一部確認できる。そして、その見た目にも注目。いずれの敵も何にも形容しがたい姿かたちを携えており、本作で展開される不気味な世界観が強く反映されていると言えるだろう。本作はホラー要素を前面に押し出したタクティカルRPG作品であるだけに、システム面だけでなく、敵の不気味さを筆頭としたダークなフレーバー部分にも期待がかかる。


ハードなターン制バトルをベースに、ダークなホラー要素が組み込まれる『Othercide』。モノトーンな色づかいが特徴的なビジュアルや、ステージ全体に染み渡るおどろおどろしさが恐怖感をいっそう盛り上げてくれそうだ。また、そんな本作では「犠牲」も重要な要素のひとつとなるようで、プレイヤーは自身の率いるDaughtersのメンバーの生死を選択しなければならない場面にも直面するという。犠牲と悪夢の先に一体何が待ち受けているのか。陰りを帯びた物語にも注目したい。

『Othercide』は、PC(Steam)および海外PS4/Xbox One/Nintendo Switch向けに日本時間の7月29日リリース予定。定価は4280円で、現在おこなわれている予約購入では、15%オフの3638円で購入できる。また、オリジナルサウンドトラックおよびアートブックが含まれるバンドルも販売されており、こちらは定価5840円で、予約購入では26%オフの4314円で購入可能だ。

Nobuya Sato
Nobuya Sato

最近Apexにハマり始めた人。幾度となく倒されながら高ランク帯を目指す。でも疲れる時もあるよね。その時はソロ専用ゲームをちょっとプレイして寝ます。

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