ドット絵ダンジョンローグライト『ラズベリーマッシュ』発表、Nintendo Switch/Steam向けに発売へ。国産ガンジョンなるか

国内ゲーム会社IGNITION Mは6月17日、『ラズベリーマッシュ』を発表した。『ラズベリーマッシュ』は、ダンジョンへ潜るローグライク要素あるアクションゲームだ。

国内ゲーム会社IGNITION Mは6月17日、『ラズベリーマッシュ』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switchで、2020年内の発売を予定している。

『ラズベリーマッシュ』は、さまざまな武器を駆使してダンジョンへ潜る、ローグライク要素あるアクションゲームだ。主人公となるのは、金色の髪を持つ少女。この少女は神への復讐を誓っており、敵をなぎ倒しながら迷宮の深部へと進んでいく。使用できる武器は、剣に槍にレーザー、ロケットランチャーなど幅広い。近距離・遠距離両方の武器を駆使し、生き抜いていこう。武器はそれぞれ特性が異なるほか、多彩なスキルが用意されるという。体力最大時に攻撃アップするようなものから、敵を倒すたびに回復するようなものなど。武器やアイテムを複数所持し、敵に応じてそれらを使い分けることが重要となりそうだ。

ビジュアルやシステム、戦闘の設計やUIなど、多岐にわたる面で『Enter The Gungeon(以下、ガンジョン)』の影響を感じさせる本作。一方で、『ガンジョン』になかった要素として近接攻撃やゴア表現が導入されており、本作ならではの味付けも確認できる。武器の種類が豊富で、敵のパターン、難易度調整などが丁寧になされていれば、300万本以上の売上を誇るヒット作が拓いたマーケットにて成功を収められるかもしれない。


IGNITION Mは、かつてポノスに在籍し『にゃんこ大戦争』に携わった升田貴文氏が設立したスタジオ。モバイル向けのネコ戦争ゲーム『ぼくとネコ』をリリースし、2019年7月時点では80万以上のユーザー数を誇っている。モバイルタイトルを手がけてきた会社であるが、このたびは世界展開を見据えたローグライトアクションをSteam/Nintendo Switch向けに開発しているようだ。プラットフォームは変わるものの、同社のこれまでのノウハウが生かされた作品になることだろう。

ラズベリーマッシュ』は、2020年にPC(Steam)/Nintendo Switch向けに発売予定だ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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