Electronic Artsは6月16日、『Star Wars:スコードロン』を発表した。対応プラットフォームはPC/PlayStation 4/Xbox Oneで、10月2日に発売する(Steam版は10月3日発売)。
本作は、映画「スター・ウォーズ」の世界観をもとにしたスペースドッグファイトゲームだ。EA傘下のMotive Studiosが開発を担当。ゲームモードは、シングルプレイとマルチプレイを用意。シングルプレイのキャンペーンモードでは、映画「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」の後の銀河内戦終結間近の物語が、新共和国と帝国軍両陣営の視点から描かれる。新共和国が戦うのは自由を得るため、帝国が求めるのは鋼鉄の秩序だ。プレイヤーはXウイングやタイ・ファイターなどを操縦し、宇宙空間にて5対5のドッグファイトを繰り広げる。
本作のゲームプレイはコックピット視点を採用し、中隊の仲間と共にガス状の巨星ヤヴィン・プライムやガリタンの砕けた月などの戦場へと出撃する。また、作戦室では仲間とスカーミッシュに挑戦可能。お互いの腕を競い、中隊としての連携を磨くことができる。
機体は先述したもの以外にも、機動性に富むAウイングや驚異的な破壊力を備えたタイ・ボマーなども登場。武装や見た目の変更、また武器・シールド・エンジンの各システムへのパワー配分を調整するなどカスタマイズでき、さらに中隊の構成もプレイスタイルに合わせて決定できるという。プレイを通じて報酬を獲得し、成長システムに沿って階級を上げて、武器や船体、エンジンやシールド、外観アイテムなどの新たなコンポーネントをアンロックしていくのだ。この成長システムによって本作は新鮮さが保たれ、面白さを増していくとのこと。
本作のPC/PS4版については、VRでのプレイもサポートする。また、PC/PS4/Xbox One版すべてのプレイヤーが一緒にオンラインプレイできるクロスプラットフォームプレイにも対応予定。EAは先日、レースゲーム『Need for Speed Heat』にて同社として初めてクロスプレイを導入し話題となったが、引き続き対応を拡大させていく方針のようだ。さらに、PC版はEAのOriginだけでなく、Steam/Epic Gamesストアでも同時配信するという点も注目である。
『Star Wars:スコードロン』は、PC(Steam/Origin/Epic Gamesストア)およびPS4/Xbox One向けに10月2日発売予定。一部ストアではすでに予約受付が開始しており、価格は4300円程度(プラットフォームによって異なる)。予約特典として、新共和国・帝国軍パイロットとスターファイター用の装飾アイテムがプレゼントされる。
なお、EAは6月19日にオンラインイベント「EA Play Live」の実施を予定しており、ここで本作のゲームプレイをフルに紹介するとのことだ。