女優の本田翼がマイクロソフトとタッグを組んでゲームを開発中。2021年春前のリリースを目指し、ゼロから開発に携わる

日本テレビ系列で放送されているバラエティ番組「マツコ会議」のゲストとして本田翼さんが出演。番組内にて、マイクロソフトとタッグを組み、ゲーム開発に取り組んでいることが明かされた。

本日6月13日、日本テレビ系列で放送されているバラエティ番組「マツコ会議」のゲストとして本田翼さんが出演。番組内にて、マイクロソフトとタッグを組み、ゲーム開発に取り組んでいることが明かされた。作品については企画段階から深く携わり、2021年春前のリリースを目指して取り組んでいるとのこと。

「マツコ会議」の6月13日分放送回では、ゲストに本田翼さんを迎え、司会を務めるマツコ・デラックスさんが話題の人気ゲームを初体験するという内容が放送された。そして番組後半に、本田翼さん自身から人生をかけた決断として、マイクロソフトとタッグを組み、ゲーム開発に取り組んでいることが明かされた。

Image Credit : 日本テレビ


本田翼さんは、今回の開発に至った発端は2019年2月に登壇した「LINEモバイル記者発表会」であると語っている。発表会内の企画「2019年の3つの抱負」のうちの一つとして挙げられた「ゲーム開発がしたい」という発言を聞いたマイクロソフトから、夢を応援する目的で声をかけてもらったという。

ゲーム制作にはゼロから携わっており、キャラクターデザインのイラストを描いたり、プロット・アイデアを練っているようだ。番組内では現段階の構想についても語られており、「天使のようなキュートなキャラクターが登場する」「空から“ダダダダダ”って人を撃てたら面白い」「マツコさんのようなゲーム初心者の方でも楽しめるゲームにしたい」と発言したように、開発に対する熱意を感じられる内容が明かされている。

本田翼さんは、女優・ファッションモデル・タレントとさまざまな分野で活躍しながらも、『ドラゴンクエスト』シリーズから『Dead by Daylight』、『Apex Legends』に至るまで、幅広いジャンルを長時間プレイする無類のゲーム好きであることで知られている。2018年9月には、「ゲーム機でプレイするゲームには、スマホゲームとは違った面白さがあることを伝えたい」という想いからでYouTubeチャンネル「ほんだのばいく」を開設。初配信から数週間でチャンネル登録者数は100万人を突破し、現在の登録者数は200万人を超える人気ぶりだ。そんなゲームをこよなく愛する本田翼さんが制作する作品はどういったものになっていくのか。今後の続報にも注目していきたい。

Image Credit : 日本テレビ


ちなみに番組内では、マツコさんと本田翼さんが一緒に『あつまれ どうぶつの森』をプレイ。ゲーム初心者であるマツコさんに、コントローラの扱い方や買い物の仕方、釣りのコツなど、本田翼さんが丁寧に手ほどきする様子が見られた。その甲斐もあってか、マツコさんはゲームの操作にすぐ慣れた様子で、島を回っていく中、タヌキ商店で買った「スライムランプ」を即売却しようとするなどマツコ節も炸裂させている。そのほかにも、本田翼さんのおすすめゲームである『Life Is Strange』について語り合ったり、『マリオカート8 デラックス』で競争したりと、盛りだくさんな内容で送られた。本放送については、6月20日22時59分まで「TVer」にて無料で視聴することができる。興味のある方は覗いてみてほしい。

【UPDATE 2020/06/15 16:40】
本放送後日、マイクロソフトは本ゲーム開発プロジェクトの存在を認めている。マイクロソフトによると、本田翼さん個人が開発しているわけではなく、デベロッパーと契約のもと開発が進められているとのこと。マイクロソフトはそれに対する開発支援や開発用デバイスの提供、コンサルティングを行っているという。

なお開発中のゲームは、Xboxシリーズなどの家庭用ゲーム機向けではなく、モバイル向けに展開が予定されているとのこと。ジャンルはオンラインマルチプレイシューターになるようで、提供時期は2021年春頃を予定している(Game Watch)。

Tetsuya Yoshimoto
Tetsuya Yoshimoto

ニュース担当。国内を中心に日々トレンドを探求しています。新しいものや可愛いものが好き。

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