北欧神話オープンワールドサバイバル『Valheim』発表。バイキングの戦士として神々に力を証明するため、広大な島を生き抜く


パブリッシャーのCoffee Stainは6月14日、スウェーデンのデベロッパーIron Game Studioが手がける『Valheim』をPC向けに発表した。本作は、北欧神話とバイキング文化から影響を受けるオープンワールド・サバイバルゲームだ。

『Valheim』にてプレイヤーは、死んだバイキングの戦士となり、ヴァルキリーによって10番目の北欧世界であるValheimへと送られる。そこで神々の寵愛を勝ち取り、ヴァルハラに入る資格があると証明することを目指すのだ。舞台となるファンタジー世界Valheimは、緑豊かな草原地帯や森林地帯、また海に面した地域や雪山などさまざまな環境が存在する広大な島となっており、プレイするたびに自動生成にて構築。プレイヤーは、比較的平穏な中央部の地域から冒険を始めることになる。

神々に自らの価値を証明するには、強大なモンスターを倒さねばならない。そのためにまずは島を探索し、力をつけていくことになるだろう。入手した資源から武器や防具などをクラフト。また、本作には柔軟な建設システムが用意されており、拠点となる砦や基地を築くことも可能だ。島の中央部から離れるにつれ環境の厳しさは増していくが、一方で入手できる資源はより上質なものになっていく。装備と拠点を少しずつ強化しながら、探索エリアを広げていくゲームプレイとなることが予想される。


敵としては野生動物や神話上のモンスターなどが登場。プレイヤーは剣や斧、槍、弓矢など多彩な武器をクラフトすることができ、バトルシステムは攻撃と盾でのブロック、回避行動を織り交ぜて戦うものになっているという。また本作はサバイバルゲームでもあり、プレイヤーキャラクターには空腹度などのステータスも存在する。遠征時などにおいては、食料の確保や調理なども重要なゲームプレイのひとつとなりそうだ。

ゲームを進める中では、ロングシップを建造して航海に出ることもできるようになる。海を越えて異国の地へと行動範囲を広げることができるが、その先には未知の危険が待ち受けているかもしれない。なお、本作はソロプレイだけでなく、専用サーバーを通じた協力マルチプレイにも対応する。

Valheim』は、PC(Steam)向けに開発中。発売時期については「オーディンが満足した時」とだけ案内されている。今後ベータテストを実施する計画があるようで、公式サイトでは参加者を募集している。