『GUILTY GEAR -STRIVE-(ギルティギア ストライヴ)』最新映像公開。「ラムレザル=ヴァレンタイン」の参戦が決定


アークシステムワークスは6月13日、対戦格闘ゲーム『GUILTY GEAR -STRIVE-(ギルティギア ストライヴ)』の最新映像を公開。新たな参戦キャラクターとして「ラムレザル=ヴァレンタイン」を発表し、そのバトルスタイルを披露した。

ラムレザルは、バックヤードと呼ばれる森羅万象を司る世界にて誕生したとされる生命体ヴァレンタインのいち個体。初出作は『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』で、同作ではボスとして登場したキャラクターだ。使い魔ルシフェロが咥える2本の巨大な大剣を装備することが特徴のひとつで、その威力は強大。大剣は射出と回収が可能で、設置武器としても機能し、今回公開されたトレイラーでも大剣を絡めた技の数々が確認できる。また、ラムレザルのビジュアルは従来のスタイルを踏襲しつつも、長く尖っていた帽子のデザインを変更。さらに帽子のつばやマントの裾に黒いパーツを配置するなどにより、従来作とはまた異なる印象を抱かせる。

本作はこれで10体のプレイアブルキャラクターが明らかになった。これまでは初代『GUILTY GEAR』に登場あるいはゆかりのあるキャラクターばかりだったが、今回のラムレザルは一気に飛んで近作からの登場である。次の参戦キャラクターの発表は8月におこなわれる予定だが、これでどのシリーズ作のキャラクターが登場してもおかしくない状況になったと言えそうだ。

なお、本作は4月にクローズドβテストが実施され、公式サイトでは当時のユーザーアンケートの統計結果や、寄せられた意見に対する開発ディレクター片野アキラ氏・総監督の石渡太輔氏の回答が掲載されている。本作では、すべてを新しく創り出すことを第一とする開発姿勢をとっているそうで、従来作から変わった点などについても説明されている。また、βテストにてあまり評判の良くなかったオンラインロビーの仕様やデザインについても言及されているため、ファンの方はチェックしておこう。

GUILTY GEAR -STRIVE-(ギルティギア ストライヴ)』は、PlayStation 4向けに2021年春に発売予定だ。新型コロナウイルス感染拡大の影響によって開発の遅延が避けられなくなったとして、当初予定から延期されている。