列車と共に異世界を進むアクション『Voidtrain』は秋発売へ。車両をアップグレードしながら無重力空間を生き延びろ
インディーゲームパブリッシャーのHypeTrain Digitalは6月11日、ロシアのデベロッパーNeargaが送る新作アクションアドベンチャー『Voidtrain』の新映像を公開した。海外メディアIGNが主宰する「IGN Expo」のなかで放送された。
『Voidtrain』は異次元世界に迷い込んでしまった列車の乗組員のひとりとなり、車両をアップグレードしながら冒険する一人称視点のアクションゲームだ。PC(Steam)向けに2020年秋のリリースを予定している。本作では列車と共に異世界を突き進むことになるが、その世界の駅や島を探索しつつ、生き物を狩り資源を集めるなど、列車をアッググレードするために奮闘するサバイバル作品でもある。異世界の構造は遊ぶたびに変化するという。
謎が多い本作であるが、トレイラーではゲームのヒントとなる要素が確認できる。たとえばプレイヤーが飛び込む異世界は、ときに木々の立ち並ぶ森林であったり、ときに空中に線路だけが走る無重力空間であったりと、さまざまな表情を見せる。特に重力のないエリアでは、フックショットのような道具を使って浮遊する破砕物を引き寄せることができるようだ。ワイヤーアクションのような独特の浮遊感ある移動方法にも注目したい。
異空間には危険な生物も潜んでおり、昆虫のようなモンスターに手持ちの銃で応戦したり、宙を泳ぐ魚の鋭い牙から列車を守ったりする緊迫したシーンも見られる。道中では空中を漂う資源を集めてな武器や道具をクラフトできるほか、探索の要となる列車自体も改造することが可能だ。初期の列車は簡素なトロッコのような状態から始まるが、格納庫でカスタマイズするにつれ立派な機関車へと変貌する。異なる時代のエンジンから好きなものを選んで取り付けられるようにもなるという。また、本作はシングルプレイのほか、最大4人までのオンラインマルチプレイにも対応しているそうだ。
『Voidtrain』はPC(Steam)向けに2020年秋のリリースを予定している。