香港に拠点を置く企業Switch Fighterが、Nintendo Switch向け周辺機器「Switch Fighter」を発表。現在Indiegogoにて、その開発資金を募るクラウドファンディングキャンペーンを実施中だ。本機は、Nintendo Switchをミニアーケード筐体に変える周辺機器だ。
Switch Fighterは、アーケードスティックに加えNintendo Switch本体を装着するスロットを一体化した筐体である。サイズは幅230 x 奥行き285 x 高さ159mm。Joy-Conを取り外したNintendo Switch本体をスロットに差し込むと、6ボタン式のミニアーケード筐体に早変わり。手前側面には残りの2ボタンと、HOMEボタン、キャプチャーボタン、+/-ボタンも搭載する。Nintendo Switch本体はスロット内のUSB Type-C端子に接続し、背面のHDMI端子からテレビに映像/音声出力も可能。USB Type-A/Type-C端子も各1つ備えており、Nintendo Switch本体を充電しながらプレイすることもできる。
ジョイスティックおよび天面の6ボタンには、実際のアーケード筐体でもおなじみの三和電子製のパーツを使用。ユーザーによる交換も可能とのこと。Nintendo Switch向けには、格闘ゲームが多数発売されているほか、「アーケードアーカイブス」シリーズも展開しており、アーケードスティックが活躍するゲームは多い。また、Switch Fighterのスロットの手前にNintendo Switch本体を縦向きに置くことで、縦スクロール・シューティングゲームなどを縦画面でもプレイ可能となっている。
Nintendo Switch向けには、フルサイズのアーケードスティックや、Nintendo Switch本体を立てかけることもできるシンプルなアーケードスティックが、サードパーティからいくつか販売されている。それらに対してSwitch Fighterは、本格的なアーケードスティックを備えたアーケード筐体としての一体感を、Nintendo Switch向けとしてコンパクトに実現した製品だと言えそうだ。
Switch FighterのIndiegogoでのクラウドファンディングキャンペーンは残り44日。1万2885円の出資でSwitch Fighterを1台入手できるが、割引率が高くお安く入手できるアーリーバード枠も台数限定で設けられている。発送時期は今年11月の予定。興味のある方はキャンペーンページをチェックしてみてはいかがだろうか。