アメリカのインディースタジオFabrazは6月11日、3Dアクション『Demon Turf』を発表した。対象プラットフォームはNintendoSwitch/Xbox One/Xbox Series X/PC(Steam、Epic Gamesストア)。リリース時期については、2020年末から2021年初頭が予定されている。
『Demon Turf』は、カラフルな奥行きある3D空間にキュートな2Dイラストのキャラクターを融合させた、ユニークなアートスタイルが特徴の3Dアクションゲームだ。主人公となるわずか1000歳の悪魔少女Beebzは、魔界に蔓延るギャングリーダーたちを倒しながら魔王のもとを目指す。ステージ上には「カラオケ」と描かれた電光文字や「いらっしゃいませ」と書かれた看板など、目を引くギミックが散りばめられ、主人公のラップに合わせたBGMが流れるなど、ユーモア溢れるハイセンスな世界観になっている。
アクションは、パンチやジャンプ、スピンといったオーソドックスなスタイルを採用。敵を押したり、引っ張ったり、回転させたりと、物理演算を駆使した戦闘が楽しめるようだ。各ステージでは、チェックポイントを好きな場所に配置しながらボスを目指して進んでいく。ステージ内にはさまざまなサイドクエストやチャレンジが用意されており、一度クリアしたステージも再度訪れることで新しい発見ができるという。
本作には“Photo Hunt”モードが搭載されており、自撮りをしたり、隠された場所や驚きの瞬間を撮って共有することができる。また、染料やペットなどでキャラクタースタイルを変更することもできるようだ。
本作の開発を手がけるFabrazは、2017年にスライムを主人公としたサイドビューアクションゲーム『Slime-san』をリリースしている。5色のドットで歌舞伎やメイド喫茶などの日本文化も取り入れた100以上のステージとチップチューンな楽曲が組み合わさり、キュートながらも奇妙な世界観が描かれていた。本作にも、その独特なアートデザインセンスがふんだんに盛り込まれることだろう。
3Dアクション『Demon Turf』は、NintendoSwitch/Xbox One/Xbox Series X/PC(Steam、Epic Gamesストア)にて、2020年末から2021年初頭にリリース予定だ。