『マインド・シーズ』国内Nintendo Switch向けに9月リリースへ。 『ロックマンX』にインスパイアされたSFメトロイドヴァニア


パブリッシャーのFirst Press Gamesは、フィンランドのインディースタジオKamina Dimensionが開発を手がける『MindSeize(マインド・シーズ)』をNintendo Switch向けにリリースすると発表した。ダウンロードタイトルとして、国内にて2020年9月にリリースを予定している。なお欧米向けには、パッケージ版の発売を計画しているとのこと。こちらの欧米向けパッケージ版も日本語に対応しているという。

『マインド・シーズ』は、『メトロイドフュージョン』や『ロックマンX』にインスパイアされた探索型2Dアクションゲームだ。主人公の私立探偵であるMC Foxは、未知の惑星を飛び交う犯罪組織「The Ascended」を追っていた。組織のリーダーと対峙した彼は重傷を負い、娘の心も奪われてしまう。体が不自由となったMCは娘の心を取り戻すため、自身の意識をMAGと称するロボットに移植し、クルーと共に組織への復讐を試みる。

本作は、クラシックな2Dアクションを現代風にアレンジ。16ビットの美麗なピクセルグラフィックスによって、テンポの良いアクションが滑らかなアニメーションで描かれる。ストーリーはコミック風のイラストによるカットシーンで展開され、惑星や動植物に関するログを読むことで物語の理解がより深まるようだ。

探索の舞台となる謎に満ちた4つの惑星には、ジャングルや工場、洞窟といったさまざまなロケーションが存在する。マップを頼りに各エリアを探索し、惑星内に生息する危険な敵と戦いながら隠された秘密を解き明かしていく。時にベースシップで休息することで、クルーとの会話も楽しめる。

本作の基本アクションは、近接攻撃・遠距離攻撃・ジャンプの3種類。エナジーを消費することで強力なスペシャルアタックを放つこともできる。また、消費アイテムとなるナノボットで体力を回復することも可能だ。惑星内にはワークショップが存在し、新たな武器や攻撃・防御面を強化するModを購入することでMAGのアップグレードがおこなえる。また探索中には数々のボスが待ち受けており、ストーリーで倒したボスと再戦できるボスモードも用意されるようだ。


本作はSteamにて2020年2月にリリースされており、PC版の開発が完了した段階でNintendo Switchへの移植がスタートしたという。ちなみに開発を手がけるKamina Dimensionは、2017年に無限に伸びる腕でギミックを解いていくユニークな発想のパズルゲーム『Grab the Bottle』をSteamにてリリースしている。本作と方向性は全く異なるものの、本作カットシーンと同様のコミック風のイラストが印象的だ。興味のある方はこちらもチェックしてみてほしい。

探索型2Dアクションゲーム『マインド・シーズ』は、国内Nintendo Switchにて2020年9月にリリース予定だ。