ハイスピード・メカアクション『Nimbus INFINITY』発表。『プロジェクト・ニンバス』シリーズ続編
パブリッシャーのGameTomoは5月6日、ハイスピード・メカアクションゲーム『Nimbus INFINITY』を、PC(Steam)および次世代コンソール向けに発表した。配信時期は未定。本作は、タイのインディースタジオGameCrafterTeamが手がける『プロジェクト・ニンバス』シリーズの最新作だ。
『プロジェクト・ニンバス』シリーズは、日本のロボットアニメ・ゲームから影響を受ける3Dシューティング・アクションゲームで、人型汎用兵器「バトルフレーム」に搭乗してのハイスピードなメカアクションが魅力となっている。前作では、戦争によって破壊された未来の地球を舞台に、アメリカが主導する「CFN」とロシアが主導する「UCN」、そして地上に残されたテロ組織「亡国の民」の3つの派閥間で大戦が繰り広げられた。
そして、シリーズ最新作となる『Nimbus INFINITY』の世界では、CFN中央政府の揺らぎ無き統率力の元に地球上の全勢力が団結。一方で、人類の半数は新天地を宇宙に求め、そのスペースコロニーが軌道上で燦然と輝いている。この時代では、バトルフレームはすでに枯れた技術。パイロットの脳と機体を直接リンクするような技術は廃れ、汎用性に優れた量産可能な兵器が主流となっているという。そして西暦2100年、新たな時代の幕開けと共に、世界の均衡がふたたび崩れようとしていた。
本作の主人公は、埼玉に住む17歳のごく普通の高校生「イワタ・タイヨウ」だ。大豆加工製品を取り扱う家業をほぼひとりで切り盛りし、地域のお得意先へ豆腐を配達する平和な日々を送っていたが、ある日その小さな平穏を覆す事態に巻き込まれてしまう。そしてヒロインは15歳の少女「ルナ・キャンベル」。地球と宇宙双方の経済園で膨大な権力を握る英国貴族の出身であり、知的で真面目な性格。世の中の事態に対し真剣に向き合う理想家だが、箱入り育ちゆえのあどけなさが目立つキャラクターである。
本作のゲームシステムについては、まず戦闘でのスキルの影響力が増しているとのこと。異なるロックオン性能や射程距離を持つ武器を使い分けて戦い、正しく敵をエイムすれば銃器の射撃精度が増す。バトルフレームは、銃器やミサイルなどさまざまな兵器を換装可能だ。また、マップの多様性も増しており、小惑星帯から砂漠まで、バリエーションに富んだ環境が戦況に影響を及ぼすという。
『Nimbus INFINITY』は、PC(Steam)/次世代コンソール向けに配信予定。具体的な対応コンソールおよび配信時期は未定である。