忍者ステルスアクションゲーム『Ninja Simulator』正式発表。忍者となり敵地に潜入し、闇に紛れて暗殺任務をこなす

 

パブリッシャーのPlayWayは6月4日、『Ninja Simulator』をPC向けに正式発表した。本作は、封建時代の日本を舞台にしたステルスアクションゲームだ。

『Ninja Simulator』ではプレイヤーは雇われの忍者となり、敵対組織の拠点への潜入や諜報活動、また敵の暗殺を目指すさまざまなミッションに挑戦する。公開されたスクリーンショットでは、木々が生い茂り川も流れる屋敷の庭園や、居酒屋などが建ち並ぶ町家、また建物内を行動する様子などが見られる。また、「扉の鍵を探せ」「足利義宣を探して暗殺しろ」といった主目標がその都度提示され、ゲーム画面やミニマップにて目的地の場所を確認できるようになっている。

ステージ内には敵である武士が巡回。目標をこなすにはこれらをやり過ごしたり、排除する必要があるだろう。確認できるステージはいずれも夜間であり、提灯や灯籠などの明かりが灯っている一方で、暗闇も多い。敵の行動パターンや視線をうかがいながら、闇に紛れて静かに接近し仕留めていくのだ。武器には、刀や手裏剣、クナイなどが用意されている。


隠密行動におけるアクションのバリエーションはかなり豊富に用意されるようで、それらを駆使することで敵に気付かれず行動できるという。そのためには、事前に完璧な計画を立てることが求められる。どのようなルートを進み、また敵を排除していくのか。ミスを犯すと、いとも簡単にやられてしまうことになるとのこと。そして、ミッションにおけるプレイヤーの行動次第で敵対組織は強くも弱くもなり、ひいては歴史を書き換えることに繋がるという。


本作を手がけるのは、ポーランドのデベロッパーRockGamesだ。日本を舞台にしたゲームであり、スクリーンショットなどからはそれなりに雰囲気を捉えていることがうかがえる。とはいえ、寺のお堂のような建物に寿司屋ののれんがかかっていたり、場違いな場所に「ラーメン」や「うどん」と書いてある提灯がかかっていたり、あるいは「居酒屋」の文字が左右反転していたりと、海外デベロッパーが手がける日本風作品としてある意味期待を裏切らない。あとは、忍者ステルスアクションとしての仕上がり。実際のゲームプレイ映像の公開が待たれる。

『Ninja Simulator』はPC(Steam)向けに開発中。Steamのストアページによると日本語表示にも対応するようだ。配信時期は現時点では未定とされている。