クラウドゲーミングサービス「GeForce NOW Powered by SoftBank」6月10日に正式サービス開始。無料のお試し期間も用意
ソフトバンク株式会社は6月5日、クラウドゲーミングサービス「GeForce NOW Powered by SoftBank」の正式サービスの提供を、6月10日に開始すると発表した。利用料金は月額1800円。本登録の完了にて無料で利用できる期間も設けられる。詳しくは後述。
「GeForce NOW Powered by SoftBank」はNVIDIAのクラウドゲーミングサービスで、日本ではソフトバンクが運営する。GeForce GPUを搭載するサーバー側でPCゲームを実行し、ユーザーのWindows PC/MacやAndroidスマホ・タブレットとの間で、操作入力とゲーム映像をやり取りすることでゲームをプレイできるサービスだ。なお、ソフトバンクと回線契約を結ぶ必要はなく、誰でも専用アプリをダウンロードして利用できる。
GeForce NOWの大きな特徴は、SteamやEpic Gamesストアなどと連携し、それらのデジタルストアにてユーザーがすでに購入し保有しているタイトルをストリーミングプレイできること。GeForce NOW側ではゲームを提供しない。ただし、Steamなどで販売されているすべてのゲームがプレイできるわけではなく、ゲームメーカーがGeForce NOWに参入し、対応させたタイトルのみとなる。どのタイトルがGeForce NOWにてプレイできるのかは、公式サイトにて検索可能。また、国内向けサービスとは対応状況が異なる可能性もあるが、NVIDIAの海外フォーラムにて参入メーカーと対応タイトルの一覧が掲載されている。対応タイトルは毎週のように追加されており、公式Twitterアカウントにて発表されているため、こちらもチェックしておくと良いだろう。
GeForce NOWの利用料金は月額1800円(事前登録者は半年間月額900円)。クローズドベータテストや無料プレサービスに参加、あるいは事前登録していたユーザーには、6月10日13時から本登録への案内が順次送付され、それが完了し次第新規登録者への本登録の案内が送付される。そして、6月10~30日に本登録を完了すれば61日間、7月1〜31日に完了すれば31日間、そして8月1日以降であれば14日間無料で利用可能となる。利用にあたっての流れは上の画像にあるとおり。サービスの内容や利用方法などの詳細は、公式サイトを確認してほしい。