PS4『ゾンビサバイバル コロニービルダー They Are Billions』日本版発売決定。ゾンビの大群からコロニーを死守するRTSが今夏登場


【UPDATE 2020/06/03 12:00】
スパイク・チュンソフトは6月3日、PlayStation 4版『ゾンビサバイバル コロニービルダー They Are Billions』の発売日が8月20日に決定したことを発表。パッケージ版/ダウンロード版ともに 3,800 円(税別)で販売される。6月3日より全国のゲーム販売店及び販売サイトでパッケージ版の予約受付を順次開始。パッケージ版には、購入特典としてゲームプレイに役立つ序盤攻略ガイドブックが封入される。以下は最新のトレイラーである。

【原文 2020/06/01 15:18】
スパイク・チュンソフトは6月1日、『ゾンビサバイバル コロニービルダー They Are Billions(以下、They Are Billions)』を国内PlayStation 4(パッケージ版/ダウンロード版)向けに発売することを発表した。同作はスチームパンク風味の終末世界にて、ゾンビの大群に包囲された生存者たちがコロニーの建設・防衛に挑むシミュレーションゲーム。開発はスペインのNumantian GamesおよびBlitWorksが担当している。今回発表された日本版は日本語テキスト監修の上、今夏の発売を予定。

『They Are Billions』は2017年7月にSteamでの早期アクセス配信を開始し、2019年6月に正式リリースを迎えた作品。同年7月にはXbox Oneおよび海外PlayStation 4向けにもリリースされた。舞台となるのは、何十億という数のゾンビがうごめく終末世界。ゾンビの襲撃に備えるための街づくりと、画面を埋め尽くす大量のゾンビの描写を特長としている。

ゲームプレイは、ポーズ機能付きのリアルタイムストラテジー形式。プレイヤーは、文明が崩壊した世界にて、数少ない生存者たちが過ごすコロニーの指揮官となる。人類の勝利条件は、目標期日までコロニーを守り抜くこと。労働者の人数や食料・資源の生産量を管理しながら、居住・資源生産施設を建設し、コロニーを拡大するのだ。

拠点の拡大だけでなく、住民や防壁を守る設備・傭兵への投資も重要。そうして人口・設備を増やしていくと、必要な食料・資源も増えていくため、必然的に領土の拡大を迫られる。すると防衛すべき場所が増え、兵力の配置など考慮すべきポイントが多くなる。また、産業が発展するほど、強力な兵器・防壁を生産できるようになるため、熾烈な争いを切り抜ける上でもコロニー拡大が不可欠。生産、防衛、産業と、バランスよく強化・発展することで、生存可能性を高めていくのだ。

本作の味噌となるのは、一定日数ごとに襲来するゾンビの大群。同作ではゾンビ1体1体にAIが備わっており、数千ものユニットが画面上に描写される。画面を埋め尽くすゾンビたちがコロニーの外壁を崩しにかかる様子は圧巻。一度コロニーへの侵入を許すと、住民から住民へと感染が広まっていき、ゾンビの群れがさらに巨大化。侵入された際の対応も考慮して都市を構築せねば、あっという間に崩壊する。コロニーの中核となる司令部を破壊されるとゲームオーバーだ。

They Are Billions』の主なゲームモードは、サバイバルモードとキャンペーンモード。サバイバルモードでは、地形・天候・感染者数がランダム化されたマップにて、目標日数間コロニーを死守。ゲーム開始時にゾンビ発生量・目標生存期間を設定し、各プレイヤーの好みに合った難易度で遊ぶことができる。

キャンペーンモードでは文明崩壊から200年が経過した23世紀、隕石の巨大クレーターを防壁がわりにした「新帝国」の軍が、新たな住処を築くべく外界を旅する。ミッション制のゲーム進行やポイントを消費しての設備・ユニットのアンロックなど、サバイバルモードとは違った要素が含まれている。