見下ろしローグライトアクション『I, Dracula: Genesis』Steamにて早期アクセス配信開始。荒廃した世界で“無限に遊べる”

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インディーデベロッパーのMoregamesは5月23日、見下ろし視点のツインスティック型アクション『I, Dracula: Genesis』を早期アクセス配信開始した。5月30日まで15%のディスカウントが適用されており、現在は1394円で入手することができる。今のところ対応プラットフォームはPC(Steam)のみだが、2021年の正式リリースに向けてNintendo Switch版とXbox One版も開発段階にあるという。ほかPlayStation 4への対応も検討されている。

本作は「無限に繰り返し遊べる」ことをテーマにデザインされたローグライトアクションだ。同ジャンルの名作『The Binding of Isaac』と『Nuclear Throne』から強い影響を受けていることが明言されており、高いリプレイ性とアクション要素が意識されているようだ。舞台となるのは、オーバーテクノロジーと魔術がのさばる混沌とした時代。どこへ行ってもミュータントや悪魔、エイリアンに暴走ロボがはびこるポストアポカリプスな世界で、プレイヤーはハンターとして過酷な環境を生き延びることになる。現在は6名のプレイアブルキャラクターが判明しており、いずれも異なるスキルをもっているという。操作キャラは今後も追加される予定とのこと。

ゲームの基底をなしているのは典型的なローグライク要素の数々だ。マップはランダムで生成され、160種類以上の敵と20体を超すボスが待ち受けている。登場するアイテムの総数は1200におよび、多岐にわたる武器・呪文・PERK・道具を駆使しながらダンジョンを探索することになる。ときに罠をかい潜り、ときに店に立ち寄り、運がよければ戦いを手助けしてくれるコンパニオンと出会うこともあるだろう。ただし、もちろんどれだけ成長しても「死んだらやり直し」という鉄則が適用される。


また本作では武器のアップグレードと使い分けが非常に重要な要素となる。100種類を超える武器が存在し、いちどに6つまで携行することが可能だ。カスタマイズによって異なる性質の銃に改良することができ、放物線を描いたのち爆発を起こす弾や、素早く着弾し一定エリアにダメージを与えるクロスボウなど多彩なバリエーションが存在する。武器を強化し、場面によって適切に切り替えるテクニックが生存の鍵となるだろう。

Moregamesは2005年にふたりのメンバーによって立ち上げられたインディーゲームスタジオで、新たなメンバーも迎えながら15年にわたり制作活動を継続している。本作は3人体制で5年間におよぶ開発を経てリリースされたとのことだ。緻密なドット絵で活きいきと描かれるピクセルアート・アニメーションにも注目したい。今後はローカルマルチによるデスマッチモードも追加が検討されているという。

『I, Dracula: Genesis』は現在SteamでPC向けに早期アクセス配信中だ。5月30日まで15%のディスカウントが適用されており、期間中は1394円で入手することができる。正式リリースは2021年と予定されており、Nintendo SwitchとXbox Oneへの対応が予定されている。またPlayStation 4版の開発も計画されているという。

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