クラウドサービス「ポケモンホーム」スマホ版アップデート。『ポケットモンスター ソード・シールド』の使用率ランキングなどが見られるように


株式会社ポケモンは5月22日、「Pokémon HOME(ポケモンホーム)」スマートフォン版のアップデートを配信した。「Pokémon HOME」は、株式会社ポケモンがNintendo Switch/iOS/Android向けに配信中のクラウドサービス。アップデート後は、アプリのバージョンが1.1.0となり、アプリ内に新たに「バトルデータ」が登場。『ポケットモンスター ソード・シールド』のランクバトルにおけるポケモン使用率ランキングなどが閲覧できる。


今回「Pokémon HOME」に追加されたバトルデータは、前述のとおり『ポケットモンスター ソード・シールド』のランクバトルのデータや、同作の自分の戦績、インターネット大会の結果、配信中のレギュレーションが確認できるスマートフォン版の機能だ。項目「ランクバトル」の中では、シーズン単位で集計された『ポケットモンスター ソード・シールド』のポケモンランキングとトレーナーランキングが明かされている。さらにポケモンランキングでは、一緒にバトルチームに入れられているポケモンTOP10、覚えているわざ、持っているとくせい、どうぐ、倒したポケモン/わざ、倒されたポケモン/わざといった詳細を、現在開催中のシーズン6も含めて1位から30位までの範囲で公開されており、対戦にも役立つようなデータになっている。


上記のスクリーンショットは、5月22日18時30分時点でのシーズン6のポケモンランキングだ。参加者数38万人による結果が表示されたランキングの上位5位は、高いすばやさとさまざまな型の存在するドラパルト、ばけのかわで“なんやかんやできる”ミミッキュ、とくせい「かたやぶり」と「すなかけ」で一定の仕事をこなすドリュウズ、ダイジェットからの全抜きも可能なトゲキッス、受け出しが効き抜群の安定感を誇るカビゴンといった順になっており、初期から環境に多かったポケモンが並んでいる。

またシーズンをさかのぼってランキングを確認してみると、シーズン5にトゲキッスが3位に入っている(4位にドリュウズ)以外では、ドラパルト、ミミッキュ、ドリュウズの3体は並び順も含めて不動で、環境初期から変動がない。4位以下に目を向ければ、シーズン1では4位だったアーマーガアがシーズン6では10位となっているなど、研究やメタの変動による環境の変化も追えることだろう。また、ランクバトル内では各シーズンの使用出来るポケモンやレギュレーション、シングルだけではなくダブルのランキングも公開されている。

そのほか、「Pokémon HOME」ではアップデートを記念し、期間限定で交換機能が便利に使えるキャンペーンが実施中。フレンド交換による遠くのフレンドとの交換や、ミラクルボックスの成立期間短縮、グループ交換におけるフリーグループへの参加回数が10回になるなど、いくつかの施策が行われているようだ。、「Pokémon HOME」は、Nintendo Switch/iOS/Android向けに配信中だ。