Ubisoftは5月15日、『アサシン クリード オリジンズ(以下、オリジンズ)』『アサシン クリード オデッセイ(以下、オデッセイ)』の「ディスカバリーツアー」の期間限定無料配布を開始した。配布期間は5月22日3時まで。同モードは定価2640円で販売されており、Uplayを通じて今だけ無料で入手することが可能。一度ゲームを入手すれば、配布期間後も引き続きアクセスできる。なおモード内は日本語表示に対応している。
「ディスカバリーツアー」は、オープンワールドである本編をベースとした博物館モードだ。『オリジンズ』は古代エジプト、『オデッセイ』はギリシアを舞台とした作品となっており、それぞれの古代の世界を学べるという学習教材コンテンツとして作られ、ゲーム発売後に追加発売された。それぞれの作品のDLCとしても配信されているが、本編を要しないスタンドアローンコンテンツとしても購入することができた。
このモード内では戦闘などは発生せず、時間やゲームプレイに縛られることなく、古代文化や日々の暮らしなどについて学ぶことができる。『オリジンズ』ならピラミッドやミイラなど、『オデッセイ』ならば戦争や神話といったものを中心に、古代について学習できるわけだ。『オリジンズ』『オデッセイ』の開発自体も専門家の監修を受けているが、ディスカバリーツアーにおいても、複数の学者や専門家の監修を受けている。コンテンツ内には多岐にわたる数多くのガイドポイントが設置されているほか、本編と同じく世界を自由に歩いたり、フォトモードで写真を撮ることも可能。『オデッセイ』の場合には、ツアーの最後には会話形式でのクイズが出るといった楽しみもある。
古代ローマ・ギリシアを舞台としたゲームをベースとしつつも、学習教材として仕上げられたのが「ディスカバリーツアー」であるというわけだ。今回の無料配布は、数々のゲーム会社が賛同する「離れて遊ぼう」を提唱するキャンペーン#PlayApartTogetherの一環だという。3Dで表現された古代ローマ・ギリシアの世界に浸りながら歴史を学べる「ディスカバリーツアー」は、学生にとっても有用な教材になる。日本語に対応しているのも嬉しいところ。PCのみでの配布となるが、歴史を学びたい方もそうでない方も、ダウンロードしておくといいだろう。
なおUbisoftは年内に最新作『アサシン クリード ヴァルハラ』を発売予定。最新作では、8世紀から9世紀にかけてヴァイキングたちが西ヨーロッパ沿岸部を侵略していた時代を描く。こちらの作品にも「ディスカバリーツアー」が追加されるのか気になるところだ。
『アサシン クリード オリジンズ』の「ディスカバリーツアー」はこちらから、『アサシン クリード オデッセイ』の「ディスカバリーツアー」はこちらからダウンロード可能だ。