傑作2Dアクション『Celeste』1週間遊び放題で、クリアも可能。Nintendo Switch Online加入者限定イベント「いっせいトライアル」来週開始へ

任天堂は5月11日、Nintendo Switch Online加入者限定のイベント「いっせいトライアル」の次回対象ソフトが『Celeste』に決定したと発表した。同サービスの加入者は、5月18日12時から5月24日18時までの1週間のあいだ、本作を好きなだけ遊ぶことができる。

任天堂は5月11日、Nintendo Switch Online加入者限定のイベント「いっせいトライアル」の次回対象ソフトが『Celeste』に決定したと発表した。同サービスの加入者(7日間の無料体験期間中を含む)は、5月18日12時から5月24日18時までの1週間のあいだ、本作を好きなだけ遊ぶことができる。

『Celeste』は、精神的な悩みを抱える少女マデリンを主人公とし、謎に満ちた魔の山「セレステ山」の登頂を目指す2Dアクションゲームだ。本作はいわゆる“死に覚え”という攻略形式になっており、一見クリアすることが困難に思えるステージ群がプレイヤーとマデリンの行く手を阻む。しかしながら、何度もリトライを繰り返すことで最終的にはパズルのピースがカチリとハマるがごとく、心地よくクリアできるようデザインされている。

やりごたえのあるゲームデザインに、心の葛藤という物語のテーマと、自己との戦いである登山という設定が絡み合っており、視覚表現や劇伴を含めた完成度により、極めて高い評価を獲得した本作『Celeste』。発売された2018年度には、The Game Awards 2018にてBest Independent Gameを受賞するなど、数多くのアワードで存在感を見せた。

今年2月に「いっせいトライアル」として開放された『Dead Cells』は、自動生成要素が多くリプレイ性が高く長く遊べるタイトルであったことに対し、『Celeste』はステージクリア型の一本道ゲーム。メインストーリーを追うだけなら、8時間程度でクリア可能。「いっせいトライアル」期間内にゲームの魅力を存分に味わうことができる。

一方で、メインストーリーを追うことだけが本作の魅力ではない。高難度ステージが大量に用意されており、昨年には新チャプターを追加する大型アップデートが実施されている。やりこみコンテンツがとにかく充実しており、トータルで見ると横スクロールアクションとしてはかなりボリューム多め。ゲームのすべてを味わい尽くすには、1週間という期間では足りなくなるかもしれない。

いずれにせよ、傑作と評されるアクションゲームをふれるのに、ぴったりのチャンスになっているだろう。『Celeste』を対象としたNintendo Switch Online加入者限定イベント「いっせいトライアル」は、5月18日12時に開始予定だ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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