西部劇ステルスゲーム『Desperados III』国内PS4向けに発売決定。罠師の大男Hector Mendozaの紹介映像も公開

 

パブリッシャーのTHQ Nordicは5月6日、西部劇ステルスゲーム『Desperados III』の新トレイラーを公開した。本作は、海外PS4/Xbox OneおよびSteamにて、日本語対応で2020年6月16日に発売予定。また新トレイラー公開に併せて、国内PS4向けへの発売も告知している。

本作は、RTS『Commandos』の流れを汲む、江戸時代の日本を舞台にしたステルス&タクティクスゲーム『Shadow Tactics: Blades of the Shogun』を手がけたMimimi Gamesが開発を担当。2001年に発売された、同じく『Commandos』の影響を受けるシリーズ1作目『Desperados: Wanted Dead or Alive』の前日譚を描く作品だ。

『Desperados III』の舞台となるのは、1870年代の西部開拓時代。賞金稼ぎのガンマンである主人公のJohn Cooperは、仲間と共にコロラドからニューメキシコまで贖罪の旅路を歩む。西部の町や都市、謎に満ちた湿地といった各地で、重厚かつクラシックな西部劇のシナリオが展開される。プレイヤーは、John Cooperを含むプレイアブルキャラクター5人のスキルを駆使し、大勢のガンマンたちと命のやり取りを行うこととなる。

プレイアブルキャラクターについては、これまでに3人の詳細情報が公開済み。主人公のJohn Cooperはリボルバーを用いた派手なガンアクションが特徴。素早い銃撃で複数のターゲットを射抜けるほか、ナイフや爆弾を投げたり、コインで敵の注意を引くことも可能だ。元医者の殺し屋であるDoc McCoyは、薬品を投げて周囲の敵を気絶させたり、味方を治療することが可能。長距離ピストルによる狙撃能力にも長けている。ブードゥー呪術師のIsabelle Moreauは敵を同士討ちさせたり、痛覚を繋いで複数人を同時に攻撃したりと不思議な力が扱える。ペットらしき猫を操って敵の注意を引く事も可能だ。

そして今回新たに紹介されたのは、熊のような体格をした罠師のHector Mendoza。敵の行く手に巨大なトラバサミを仕掛け、相手を捕捉することができる。斧を用いた豪快な近接攻撃も特徴。トレイラー内では倒した敵を軽々と持ち上げ、他の敵に向かって放り投げるアクションも確認できる。また、彼が持つショットガンは複数のターゲットに貫通する能力を持っているようだ。

詳細情報を残す一人は、逃げ出した花嫁のKate。彼女は、さまざまな服装で敵をだまし、隠し持った銃で敵を殺すことができるという。これら5人のスキルを念頭に置いたうえで、敵の位置取りを把握して慎重に戦略を練ることが攻略のカギとなるだろう。各々のスキルを駆使した連携プレイで正面突破を図ったり、障害物や罠を用いて隠密にやり過ごしたりと、各マップにはプレイヤーごとに無数の攻略法が存在するという。また、本作には複数の難易度が用意され、リプレイ性を高めるチャレンジ要素も収録されている。

『Desperados III』は、海外PS4/Xbox OneおよびSteamにて6月16日発売予定。なお、Steamでは時差の関係で6月17日に国内配信を予定しており、「Digital Deluxe Edition」の予約購入を通常版と同じ6200円で受け付け中。ゲーム本編に加え、2020年内に配信予定の3つの新ミッションDLCを入手できるシーズンパスや、合計150分に渡る全75曲のサウンドトラックが同梱される。また、国内のMicrosoftストアでもシーズンパスを含むXbox One版「Deluxe Edition」が発売予定で、15%オフの7395円で予約注文を受け付け中だ。