『Terraria』大型アプデで実装されるJourney Modeは「すべて」を調節できるモードに。アイテム複製に時間、汚染スピードまで思いのまま
Re-Logicは5月6日、『Terraria』の大型アップデート「Journey’s End」の内容を一部公開した。今回発表されたのは、同アップデートにおける目玉のひとつJourney Mode。Normal Modeの左側にあることから、カジュアルモードのような扱いになるのではないかと予想されていたが、さまざまなものを自分の好みに調整できるモードになるようだ。単なるクリエイティブモードではないという。
Journey Modeでは、専用のキャラクターを作成することになる。他モードとは異なり、潤沢な初期装備と共に旅が始まる。初期装備は以下のとおり:
Iron Axe
Iron Pickaxe
Iron Hammer
Finch Staff (プレイヤーの頭にとまる鳥)
100 Torches
100 Rope
Magic Mirror
Starter Wings (飛行能力は低いが、落下ダメージはない)
またJourney Modeにおいては、R&D: Research & Duplicationなるラボが実装される。この施設においては、特定のアイテムを調査のために一定数提供することで、そのアイテムを複製することが可能となる。レアアイテムや強い武器も、もちろんその対象である。
もうひとつ大きな要素としては、各要素を調整するスライダーが導入される点。雨の強さや種類、風の強さや向きなどがスライダーによって細かく変更できる。時間に関してはさらに細かい。現在の時間が変更できることに加え、時間そのものの停止も選択可能。時間の経過速度は最大20倍まで早められる。
また難易度についてもリアルタイムに変更可能になった。あわせて、現在表示されている画面内でのスポーンレートも調整できる。極端な話、まったく敵の出ない平和な世界を、強敵が大量に出現する煉獄にできるわけだ。もちろん、新難易度である「Master」へも変更できる。
そのほか、Godmodeなるオプションも搭載。こちらの項目では、多くのプレイヤーが恐れるであろう汚染の規模まで調整可能。侵食ごとオフにすることができ、オンにしている場合はどのような規模で侵食されていくか細かくいじることができる。『Terraria』は好きだけど、のんびり遊んでいくと進んでいく汚染要素は苦手。そんなユーザーも、遊びやすくなるオプションになることだろう。
以上が今回発表されたJourney Modeの詳細だ。Re-Logic自身も「プレイヤー次第」と強調しているように、これらの要素をどのようにいじるかは、プレイヤーの裁量に委ねられる。汚染だけ切ってもいいし、時間を早めまくったり、敵スポーン率を激しく高めたりするのもいい。すべて、望むように変えられるのだ。Journey Modeは、「Journey’s End」のひとつの要素でしかなく、1000以上のアイテムが追加されるほか、ブロック置き換えといった新機能も導入される。そうした要素の詳細についても、段階的に公開されていくだろう。
※ YouTuberによるJourney Modeプレビュー動画
『Terraria』大型無料アップデート「Journey’s End」は、5月16日にPCにて配信予定。国内コンソール向けのアップデート予定については、スパイク・チュンソフトからの発表を待っておこう。