戦車修理シム『Tank Mechanic Simulator』日本語表示に対応。第二次世界大戦時代の戦車を発掘し、バラして修理する

パブリッシャーのPlayWayは5月1日、現在Steamにて販売中の戦車修理シミュレーションゲーム『Tank Mechanic Simulator』が日本語に対応したと発表した。設定画面から切り替えることで日本語表示が可能となる。

パブリッシャーのPlayWayは5月1日、現在Steamにて販売中の戦車修理シミュレーションゲーム『Tank Mechanic Simulator』が日本語に対応したと発表した。設定画面から切り替えることで日本語表示が可能となる。

『Tank Mechanic Simulator』では、父親から受け継いだ戦車修理工房のオーナーとして働きながら、自らの戦車博物館の発展を目指すゲームだ。工房のPCにはさまざまな依頼メールが寄せられ、まずは顧客の戦車を修理してお金を稼ぐところから始めることになる。戦車は、第二次世界大戦中に活躍したドイツ・ソビエト連邦・アメリカ軍のものを再現して収録。モデルによって異なるが、外装やキャタピラ、砲塔、エンジン、変速機など数十種類のパーツにて構成されており、ひとつひとつ取り外したり組み立てることができる。

持ち込まれた戦車にはどこかに不具合が存在するため、そのパーツを確認し、取り外して修理したり、ショップにて新たなものを購入して取り替えよう。内部のパーツになると、外側から順にバラし、また元どおりに戻さなくてはならない。錆び取りや塗装などを求められることもあり、工房内に用意されているツールを使っておこなう。依頼を完了すると報酬を得られるほか、新たなツールをアンロックしたり工房を拡張するなどのアップグレードが可能だ。

PCのメールには修理依頼だけでなく、自らの戦車を入手できるチャンスも舞い込んでくる。それはどこかの荒野に埋まっており、現地へ飛んで発掘することになる。大まかな位置だけが判明しているため、そこまで車を走らせて、金属探知機や磁気センサー付きドローンなどを使い、戦車が埋まっている場所を特定するのだ。あとは実際に掘り出し、泥汚れを落としてから工房に持ち帰って、いつものように修理しよう。

修復した戦車は売ってお金に変えることもできるし、戦車博物館に展示することも可能。博物館ではチケット収入を得ることができ、その価格設定によって来館者数に影響する。展示内容とのバランスを見ながら設定することで、博物館の評判は高まっていくことだろう。このように、本作にはちょっとした運営シミュレーション要素も用意されている。

『Tank Mechanic Simulator』は、Steamにて販売中。今回追加された日本語サポートは、翻訳が不自然なところも散見されるが、ゲーム内容を理解するためには十分だと言える。本作に興味があった方はチェックしてみてはいかがだろうか。今後も新たな戦車などが追加されていくようである。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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