Nintendo Switch向け基本プレイ無料対戦ゲーム『ニンジャラ』先行体験会実施中。ただし、アクセス過多で緊急メンテも過多に

 

ガンホー・オンライン・エンターテイメントは本日4月29日、Nintendo Switch向けのオンライン対戦アクション『Ninjala(ニンジャラ)』の先行体験会を実施中だ。先行体験会は本日4月29日の4:00~4:59、12:00~12:59、20:00~20:59と、3部に分けて開催スケジュールが組まれているが、アクセス集中によって、たびたび緊急メンテナンスが行われているようだ。12時開催の第2部も12時17分より緊急メンテナンスに入り、日本・アジアにおいては開催時刻が14時30分から15時30分に変更される運びとなった。

『ニンジャラ』は基本プレイ無料のオンライン対戦アクション。20XX年、忍者の子孫らが設立したWNA(世界忍者協会)は、シノビの力を引き出すことができる「ニンジャガム」の開発に成功。優れた忍者のDNAを用いて、より強力なニンジャガムを作成するため、WNAはエクストリームニンジャ競技大会「ニンジャラ」を開催する。

大会ルールは、8人で戦うバトルロイヤルと4対4で戦うチームバトルの2種類。各プレイヤーはカタナ・ハンマー・ヨーヨーのガムウェポンを装備。武器で相手を攻撃して倒したり、ステージ上に配置されたドローンを破壊することでポイントを獲得していき、制限時間内により多くのポイントを獲得した者が勝者となる。

ゲーム内のアクションは攻撃・壁走り・二段ジャンプ・ダッシュのほか、ニンジャガムを用いた「ガムアクション」が特徴となる。ガムアクションは、前方に膨らませたガムを飛ばすガムシュート、武器を強化する武器クラフト、高速ダッシュに分けられる。ガムアクションには「シノビエナジー」が必要となる。シノビエナジーはドローンを破壊することで最大量が増加し、ダッシュの速度が上がったり、大武器と称する強力な武器が作成可能になったりと、さまざまな恩恵が得られる。

バトル中に相手と同じタイミングで攻撃すると、鍔迫り合いのような「ソウサイ」が発生。3すくみに打ち勝って相手を倒すと「IPPON」となり、通常よりも多くのポイントを獲得できる。なお、ガムで拘束した相手を倒したり、忍術ゲージを貯めて発動させる「ガム忍術」と称する必殺技で敵を倒すことでもIPPONを狙えるようだ。また、ステージ上のオブジェクトに擬態する変化の術も特徴のひとつ。時にはドローンの近くで待ち伏せし、背後から攻撃するといった戦法も効果的だろう。

そんな奥深いシステムを導入した本作だが、先行体験会の開催状況は難航しているようだ。本日4時から4時59分まで開催を予定していた第1部は、アクセス障害のため4時30分より緊急メンテナンスを実施。メンテナンスは5時10分に終了、開催時間は6時まで延長された。しかしながら、再開後の接続状況も不安定だったのか、ゲームスタート時の「ニンジャラー!」の掛け声を呟き、途方にくれるユーザーも少なからずいたようだ。そんな呟きも後押ししたのか、Twitterでは「ニンジャラ」がトレンド入りを果たしている。

その後、負荷テストと題して10時から10時30分の間にサーバーを臨時オープンすると告知。こちらは後ろ倒しとなる10時50分に終了している。そして12時から開催予定だった第2部だが、アクセス過多のため12時17分から再度緊急メンテナンスが実施された。その後、第2部については北米、日本・アジア、欧州のリージョンごとに開催時刻を変更すると告知。日本・アジアでは14時30分から15時30分の間に開催されたものの、通信状況はなお不安定だったようで、マッチングの不具合や通信エラーが報告されている。

アクセス過多ということは、それだけ注目が集まり人気を博しているともいえる。とはいえ、オンライン要素を主軸とする作品においては、サーバーの負荷対策はユーザビリティに直結する。今回の先行体験会の結果をふまえ、正式リリースに向けた改善が求められるだろう。