インディースタジオのMotion TwinとEvil Empireは4月22日、アクションゲーム『Dead Cells』向けのアップデート「Bestiary Update」を、PC版向けに配信開始したと発表した。Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One版向けには、5月に配信するとのこと。
The Bestiary Update is live on #Steam, introducing 6 enemies, 10 affixes, 3 outfits, new achievements and some balancing/quality-of-life changes. As usual, we're bringing it to consoles ASAP.https://t.co/9izzLUMplP#gaming #indiegames pic.twitter.com/mcHaG9FJ7x
— Motion Twin (@motiontwin) April 22, 2020
「Bestiary Update」では、まず6種類のモンスターが追加された。この内3種類は特定のステージにのみ登場し、残る3種類は複数のステージに現れ、難易度設定によって変化する。たとえば最初のステージ「牢獄」では、ステージ概要にて囚人はネズミ以下の存在であると説明されてきたが、「悪臭を放つネズミ」が新モンスターとしてついに登場。ザコではあるものの、群れをなしてプレイヤーを襲う。本作では、ステージの追加にモンスターのバリエーションが追いついておらず、同じモンスターが多くのステージに使い回される状況となっていた。今回、その点にメスを入れた形だ。
新たな装備品としては、扉を破壊すると一定時間クリティカルになる近接武器の「バール」が登場。“寄生体を駆除するのに効果的”だとされており、とある著名タイトルを連想させる武器だ。ちなみに、Steam版には「HEVスーツ」なるオレンジと黒を基調とした衣装スキンも用意されている。また、新スキル「ポータブルドア」も追加されており、これを発動すると敵からカバーできるドアを設置可能。そしてドアを開くと、背後にいた敵をスタン状態にできる。
スキルには、新たに11種類の補正効果が追加された。本作では、スキルや武器などに補正効果がランダムかつ複数付くため、同じアイテムでも性能が大きく変わることが特徴である。追加内容としては、まず通常の補正効果には、スキルの効果が切れた際に凍結・炎上・出血・毒といった状態異常を周囲の敵あるいは床に与えるもの、設置トラップが破壊された際にグレネードや矢、炎を発生させるもの、そして放った矢がスキル発動時に戻ってくるものといった8種類がある。
また、特に強力な星付きの補正効果には、設置トラップが破壊された際に周囲に可燃性の油と炎を発生させたり、スキルの効果が切れた際に周囲の敵を吹き飛ばしたり、そして「カラスの翼」や「スモークボム」の効果時間を伸ばすという3種類が追加されている。
このほか、3種類の衣装スキンも追加。この内2種類はDLC「The Bad Seed」の購入者のみ入手できる。また「The Bad Seed」に関連するものを含む実績10項目の追加や、バランス調整、バグ修正などもおこなわれている。詳しいアップデート内容はパッチノートを確認してほしい。