『DOOM Eternal』のカスタムコントローラーが握りにくすぎる。Bethesdaが海外でプレゼントキャンペーンを実施

Bethesda Softworksが、好評発売中の『DOOM Eternal』をイメージしたカスタムコントローラーを製作し、海外にてプレゼント企画をおこなっている。そして、本作を表現したそのカスタムっぷりが大きな反響を得ているようだ。

Bethesda Softworksが、好評発売中の『DOOM Eternal』をイメージしたカスタムコントローラーを製作し、海外にてプレゼント企画をおこなっている。そして、本作を表現したそのカスタムっぷりが大きな反響を得ているようだ。

Bethesdaは4月20日、『DOOM Eternal』のカスタムXboxコントローラーのプレゼント企画を、オーストラリアとニュージーランド向けに発表。示された商品画像には、ドゥームスレイヤーのアーマーを彷彿させるグリーンを基調としたカラーリングで、所々に汚し加工が入っている。またABXYボタンやアナログスティックパーツは、オリジナルのものに交換されている。さらに注目すべきはグリップ部分だろう。ドゥームスレイヤーが腕や足に装着しているアーマーを意識したのだろうか、多数のスパイクが飛び出しているのだ。

どう見ても握りにくそうなこのグリップには、ファンからは「地獄のごとく使い心地が悪そうだ」「これでプレイできるの?」「痛すぎて長時間持てないだろう」などといった反応が寄せられている。ちなみに、このカスタムコントローラーは実際に機能するとのこと。ただし、Bethesdaとしてはあくまで観賞用として提供するとしている。そのために用意したスタンドも『DOOM Eternal』風である。なお、同社は同様のデザインのDUALSHOCK 4のプレゼント企画も、4月初旬に実施していた。

このカスタムコントローラーの製作を担当したのは、地元オーストラリアを拠点にするWe Are Robots。同社はゲームコントローラーのカスタムペイントからデコレーションまで幅広いカスタマイズをおこなっており、特にゲームの世界観を再現する改造を得意としているようだ。たとえば以下に掲載した、『デス・ストランディング』をイメージしたカスタムDUALSHOCK 4では、タッチパッド部分を荷物ケース風にし、グリップにはタールのようなテクスチャ、さらにスタンド内にBBを仕込むこだわりよう。上部に見えるオドラデクは、スタンドから伸びている。ちなみに、こちらは480オーストラリアドル(約3万3000円)で数量限定販売されていた。

海外では、メーカーがカスタムデザインのゲーム機本体やコントローラーを製作し、ファンにプレゼントをおこなうキャンペーンがよく見られる。とはいえ、多くの場合はペイントを施す程度にとどまっており、今回の『DOOM Eternal』のように「鑑賞するだけにしておいてくれ」とBethesdaが忠告するほどのカスタマイズは、より特別なアイテムでありファンには嬉しいところではないだろうか。

振り返ってみるとオーストラリアではかつて、こんがりチキンを食べながら『PUBG』をプレイしても安心な防油仕様のXboxコントローラーがプレゼントされたこともあった(関連記事)。ほかにもユニークなゲーム関連アイテムが生まれており、握りにくすぎる『DOOM Eternal』コントローラーも、その歴史のひとつとしてゲーマーの記憶に残ることとなりそうだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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