銃の構造をリアルに再現したFPS『Receiver 2』Steamにて配信開始。リロードひとつにも実銃に即した手順を求める異常なこだわり

 

デベロッパーのWolfire Gamesは4月15日、FPS『Receiver 2』をSteamにて配信開始した。価格は2050円で、4月22日までは10パーセントオフの1845円で購入可能。

『Receiver 2』は、2012年にリリースされた『Receiver』の続編だ。本シリーズは、銃の取り扱いのリアルさに異常なほどのこだわりを注ぎ込んでいることが特徴。そのシミュレーションは、前作では主要な可動パーツのみにとどまっていたところ、新作では実在の銃の設計図をもとに内部機構すべてを再現しているという。また、グラフィックも全体的にアップグレードされている。

たとえば、序盤で使用できるリボルバーS&W Model 10を撃つまでの操作としては、まずシリンダーを引き出し(E)、ステージ内で入手した弾薬をひとつずつ込め(Z)、シリンダーを戻し(R)、撃鉄を起こし(F)、そしてエイム(右クリックホールド)して射撃(左クリック)という流れ。全弾撃ち尽くすと、またシリンダーを引き出し、使用済みの薬莢を抜いて(V)、ふたたび弾を込めていく。なお引き出した状態のシリンダーは、マウスホイールで回転させることも可能だ。

自動拳銃Colt M1911ではまた扱いが異なり、まず弾倉を抜き(E)、銃をホルスターに収め(Tab)、弾薬をひとつずつ弾倉に込め(Z)、ホルスターから銃を抜き(Tab)、弾倉を戻し(Z)、スライドを引いて(R)弾薬をチャンバーに送れば撃つ準備が整う。また、スライドを引いた状態で固定してチャンバー内を確認したり(T+Z)、安全装置を利用したり(V)、弾倉をインベントリに移す(1)ことなどもできる。弾詰まりを起こすこともあるため、そうした場合の対処も必要となる。

ゲームプレイの流れとしては、高層ビル内のステージを探索し、指定された数のカセットテープを回収して、また次のステージに向かうという形。この際にランクアップし、新たな銃がアンロックされる。銃は合わせて19種類用意されているようだ。ステージ内には敵となるタレットやドローンがおり、青い光のセンサーに探知されると攻撃される。プレイヤーキャラクターは数発被弾しただけで死んでしまうため、慎重に対応したい。銃の操作が複雑なだけに、いつでも撃てるように準備しておくことが求められるだろう。またタレットは背後から接近し、ハッキングして無効化させることも可能である。

Receiver 2』は、Steam(Windows/Mac/Linux)にて販売中だ。