『Hunt: Showdown』に大型アップデート1.3配信開始。夕暮れの追加、新種のゾンビ、武器バリアントなど多数


Hunt: Showdown』にアップデート1.3が配信された。今回の大型アップデートでは、新たな時間帯となる夕暮れ時や、新装備の追加など数多くの変更がされた。

『Hunt: Showdown』は、Crytekが2019年8月にPC(Steam)および海外PlayStation 4/Xbox One向けに発売したPvPvEシューター。舞台となる19世紀末のルイジアナの農村には、ゾンビや不気味なクリーチャーがあちこちを徘徊。バウンティーハンターとなったプレイヤーは最大3名のチームを組み、マップのどこかに配置されたターゲットのモンスターを狩る。

マッチにはチームメンバー以外にもプレイヤーがいる。そのためゾンビや怪物だけでなく、賞金首を巡ってほかのプレイヤーとも戦うことになるだろう。さらに本作はパーマデスを採用している。死んだ場合、育てたキャラクターとアイテムは永遠に失ってしまうため、緊張感のある試合が展開される。

本記事画像は「Hunt: Showdown | Update 1.3 | Highlights」よりキャプチャー

アップデート1.3は膨大な変更点を含んでおり、大型アップデートと言っていいだろう。マップ「Stillwater Bayou」には、夕暮れの時間帯が追加。昼間とはライティングが異なり、夕闇を上手く利用して戦うことができるのかもしれない。

武器の新たなバリアント、「Martini-Henry IC1 Marksman」と「Mosin-Nagant M1891 Obrez Drum」が追加。前者は一発撃つたびに弾込めを行うMartini-Henry IC1に遠距離用のスコープを載せた派生品。後者は銃身を切り詰めたMosin-Nagant に15発のドラムマガジンを付けている変わった銃だ。

さらにキャラクターをアップグレードして獲得するトレイトには、「Levering」が追加。こちらはレバーアクションライフルを、腰だめで速射する能力。特にWinfield系レバーアクションライフルの接近戦において、今までにない戦術をもたらすとのこと。また装備品などを扱うツールのカテゴリには、「Decoy Fuze」が登場。このアイテムはグレネードのような見た目だが、実際には爆発しない。3個まで持つことができ、敵プレイヤーをカバーから動かすなど、陽動に使えるアイテム。

新モンスターも2体追加された。狩りのターゲットとなるモンスターではなく、マップの各所に配置されるタイプだ。「Grunt Doctor」は医者の姿をしたゾンビ。通常攻撃が毒属性になっており、倒したとき医療キットをドロップする。もう一体のモンスターは「Concertina Armored」。Armoredは外殻に覆われたゾンビ。これに鉄条網が巻き付いたことで触れただけでダメージが発生し、さらに出血効果も与えてくる。

強力な「Mosin-Nagant M1891 Avtomat」にもリワークが行われた。15発装填でフルオートで射撃できるというライフルだ。1トリガーで2発弾が発射されていたところを、リワーク後は3発出るようになった。さらに連射速度と反動も上がり、全体的に銃のコントロールを難しくする調整が行われた。

レジェンダリーハンターに「Redneck」が登場。オーバーオールを着た上裸の男は、ゲーム内通貨で500 Blood Bondsで購入できる。武器の細かな調整など、アップデート1.3では上記以外にもまだまだ多くの変更がなされた。詳細なパッチノートは英語のみだが、こちらから確認していただきたい。