Bethesda Softworksは4月14日、『Fallout 76』向けの大型アップデート「Wastelanders」を配信開始。また同時に、本作のSteamでの販売も開始した。価格は通常版が4800円で、ゲーム内アイテムのバンドルパック2種を同梱する「Wastelanders Deluxe Edition」は8778円となっている。
なお、Bethesda LauncherのPC版所有者は、4月29日12時59分までの期間限定でSteam版を無料で入手可能だ。すべての進行状況とアトミックショップのアイテム、フレンドを移行してプレイを続けることができるが、保有アトムと「Fallout 1st」のメンバーシップに関しては移行不可となっている。
『Fallout 76』史上最大級のアップデートとなる「Wastelanders」では、多数の人間のNPCがついに実装された。ある者は宝があるという噂を聞きつけ、またある者は安住の地を求めて入植者としてアパラチアを訪れ、一方で彼らを食い物にしようとするレイダーたちもおり、ウエストバージニアに隠された秘密を巡って熾烈な戦いを繰り広げることとなる。
NPCとの会話には『Fallout 3』に似たシステムが用意され、プレイヤーの反応は複数の選択肢から選ぶ形。NPCは仲間にすることもでき、C.A.M.P.を守ってもらったり、デイリークエストをもらったりなど、さまざまな関係性を築くことが可能。また、ストーリークエストを完了した際や、ゲーム内での選択などにより、NPCの派閥からの評判を高めることができる新システムも導入。これを通じてしか入手できない装備も存在するという。このほか、監督官からは新たなメインクエストがもたらされ、新たなロケーションや変化を見せたエリアを探索。新登場の変異クリーチャーや新たなアイテムも登場する(関連記事)。
『Fallout 76』は、PC(Steam/Bethesda Launcher)/PS4/Xbox One向けに販売中だ。今回配信開始したSteam版は、「Wastelanders」は収録された状態となっている。Bethesda Launcher 版からの移行に関する詳細は公式FAQを確認してほしい。