PC/Xbox One向けサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」国内向けに提供開始。約150タイトルが遊び放題

日本マイクロソフト株式会社は4月14日、PC/Xbox One向けサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」の日本での提供を開始した。Xbox Game Passは、ラインナップされたWindows 10/Xbox Oneゲームが遊び放題になるサービス。

日本マイクロソフト株式会社は4月14日、PC/Xbox One向けサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」の日本での提供を開始した。Xbox Game Passは、ラインナップされたWindows 10/Xbox Oneゲームが遊び放題になるサービス。また加入者はゲームやDLCの購入時に割引が適用され、さらにゲーム内アイテムなどの特典が用意されることもある。提供プランおよび月額料金は以下のとおりだ(18歳以上のみ購入可)。

・Xbox Game Pass Ultimate(PC/Xboxに加えてXbox Live Gold):1100円
・Xbox Game Pass for Console(Xbox向け):850円
・Xbox Game Pass for PC(Beta)(PC向け、ベータ版):425円

Xbox Game Pass UltimateにはXbox Live Goldが含まれており、オンラインマルチプレイが可能になる(Xbox One)ほか、毎月のXbox Oneゲームの無料配布、メンバー限定セールを利用できる。

なお、Xbox Game Pass UltimateおよびXbox Game Pass for PC(Beta)に新規登録する場合は、登録初月は100円でサービス利用可能。また、すでにXbox Live Goldに加入している場合は、残りの期間をXbox Game Pass Ultimateにアップグレードできる(最大36か月)。実のところ、Xbox Live Goldの加入料金の方が安いため、初回はXbox Live Goldを購入してからアップグレードした方がお得である。

提供タイトルは、PC/Xbox One向けそれぞれ100本以上と発表されているが、実際にはいずれも150タイトルほどがカタログ入りしている(後方互換のXbox360/初代Xboxタイトル含む)。具体的には、『Halo』シリーズや『Gears』シリーズ、『マインクラフト』『Bleeding Edge』などマイクロソフトが販売するタイトルから、『デビルメイクライ5』『NieR:Automata BECOME AS GODS Edition』『龍が如く0』といった国産の大型タイトル、『アウター・ワールド』『メトロ エクソダス』『Dead by Daylight』などの海外タイトル、また『Untitled Goose Game』や『Slay The Spire』などのインディーゲームがプレイ可能だ。

なお、本稿執筆時点では『FINAL FANTASY XV ROYAL EDITION』のようにXbox Game Passに対応していながら専用ページには未掲載のタイトルも存在する。いずれ修正されるだろうが、それまでは通常のストアを閲覧する際に「GAME PASS」アイコンのついたタイトルもチェックしておくと良いだろう。

Xbox Game Passでは、マイクロソフト(Xbox Game Studios)が販売するタイトルは、その発売日からカタログ入りすることが大きな特徴である。今後リリース予定の『Minecraft Dungeons』や『Gears Tactics』『Grounded』『Tell Me Why』といった作品も、ローンチと同時にプレイできる予定。一方のサードパーティタイトルについては随時追加されており、タイトルによってはいずれかのタイミングでカタログから外れることもある。引き続きプレイしたい場合は単品で購入する必要があるが、その場合には加入者特典の割引価格にて購入可能だ。

海外からかなり遅れてようやく上陸したXbox Game Pass。特にマイクロソフトタイトルを楽しむにはかなりお得なサービスとなっており、また豊富にラインナップされたタイトルは多くのゲーマーの嗜好をカバーできるものとなっていると言えそうだ。興味のある方は、まずは初月100円で試してみてはいかがだろうか。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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