Amazonが手がけるPC向けMMO RPG『New World』8月に発売延期。新型コロナウイルスの影響を受けて


Amazon Game Studiosは4月10日、現在PC向けに開発中のMMO RPG『New World』の発売を延期し、8月25日にローンチすると発表した。これまでは今年5月に発売するとしていたため、およそ3か月の延期となる。その理由としては、新型コロナウイルスの影響を挙げている。

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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ほかの多くのスタジオと同じく、Amazon Game Studiosにおいてもすべてのスタッフが在宅勤務をおこなっているとのこと。その中で開発を継続し、素晴らしい進捗を見ているものの、いくつかの困難にも直面しているという。そして、スタッフの健康を最優先にしながら、本作をベストな形でリリースするためにはさらなる時間が必要だという判断をおこない、今回の発売延期を決断したとのことだ。

『New World』は、17世紀の架空の島Aeternumを舞台にするMMO RPG。この島には、人類の痕跡を消し去ろうと企むThe Corruptedと呼ばれる残虐な軍勢がおり、プレイヤーはこれに立ち向かうことになる。The Corruptedの正体は、過ぎし時代の戦士や運の尽きた冒険者、あるいは伝説のモンスターなど。波状攻撃を仕掛けてくるThe Corruptedに対して、さまざまな武器や神秘的な奥義を駆使し、またほかのプレイヤーと組織を構成して戦いに挑む。

ソーシャルシステムによって構成した組織をベースに、この世界の中に要塞を築き、領土の繁栄を目指すことも本作のゲームプレイのひとつ。プレイヤーは、兵士以外にも職人や商人など、さまざまな役割にて組織に貢献することができる。食料やクラフトの素材など資源の確保も重要な要素として存在しており、豊かな土地を支配下に置くために、ほかのプレイヤー組織と対立するPvP要素もあるという。

本作では現在アルファテストが実施されており、応募者の中から毎週参加者が招待されている。今回発売延期となったが、プレイヤー体験のテストと調整をおこなうためアルファテストはこのまま継続するとのこと。また、7月にはクローズドベータテストに移行するそうだ。Amazon Game Studiosは、今後も発売に向けて新たな情報を届けていくとしている。

New World』は、PC向けに8月25日発売予定だ。