画像最適化ツール「OPTPiX ImageStudio 8」テレワーク用ライセンスの無償提供を開始。5月末までの期間限定で全機能解放


株式会社ウェブテクノロジは本日4月10日、画像最適化ツール「OPTPiX ImageStudio 8」について、特別ライセンスとなるテレワーク用ライセンスの無償提供を開始した。本ライセンスは、画像変換・加工を行う在宅業務の支援を目的とし、個人・法人向けに5月末までの期間限定で提供するもの。ライセンスを取得することで、ツール内の全機能を無償利用することができる。

「OPTPiX ImageStudio 8」は、1997年にシェアウェアとして発売された「OPTPiX」に始まり、ゲーム開発業界で20年以上にわたってデファクトスタンダードとして使用されてきた、「OPTPiX imésta」シリーズの流れを組む画像最適化ツール。画像の軽量化・最適化処理や、組み込み機器向けの減色・インデックスカラー変換処理、スマートフォンアプリ向けのテクスチャ変換など、幅広い画像処理用途に対応。『ファイナルファンタジーXI』や『初音ミク -Project DIVA-』、『グランブルーファンタジー』や『シャドウバース』、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』などへの導入実績を持ち、数多くのゲーム企業で採用されている。

最新版となる「OPTPiX ImageStudio 8」では、現代のトレンドにあわせて機能をチューニングし、UIを一からリファイン。独自の減色エンジンとなる「OPTPiX 減色エンジン」により、画像をインデックスカラーに変換。美しいままに色数を減らし、ファイルサイズを削減することが可能だ。ピクセル単位でフィルターを掛けて圧縮効率を高める「高圧縮化加工フィルター」や「PNGオプティマイザー」も搭載され、減色処理と組み合わせることで、画像の印象を変えることなく、PNGのファイルサイズを大幅に削減できる。また、マルチスレッドによる並列処理への対応や、減色・リサイズといった画像処理を時系列に表示するタイムライン方式の採用、設定した画像処理を複数の画像に一括適用するマクロ処理機能も搭載し、作業の分業化・効率化を図ることができる。

さらに、スマートフォンアプリなどに使用されるDDS・KTX・PVR・PKM・ASTCといったフォーマットを、変換ツールを介することなく直接テクスチャ形式で出力可能。劣化無しのコンテナ形式変更に対応するほか、PVRTC形式については、独自の高画質化技術「ClearPVRTC」による変換処理により、背景透過素材の部分ノイズを低減することができる。最適化からテクスチャ変換まで、すべての工程を本ツールで補うことが可能だ。

株式会社CRI・ミドルウェアのグループ会社である株式会社ウェブテクノロジは、東京・渋谷区に拠点を置くソフトウェア開発会社。今回の無償ライセンス提供については、新型コロナウイルスの感染拡大、および国内における事態の深刻化に伴い、在宅で画像変換、加工業務を行う方に向けたものとしている。ツールを利用する場合は、専用フォームにてライセンスの申し込みを行ってほしい。