『ベア・ナックルIV』シリーズ過去作のキャラクターたちがドット絵のまま参戦決定。シリーズ初期2作のBGMも収録へ

パブリッシャーのDotemuは4月8日、『Streets of Rage 4(ベア・ナックルIV)』の最新映像を公開した。本作は、ベルトスクロールアクションゲーム『ベア・ナックル』シリーズの26年ぶりとなる最新作。

パブリッシャーのDotemuは4月8日、『Streets of Rage 4(ベア・ナックルIV)』の最新映像を公開した。本作は、ベルトスクロールアクションゲーム『ベア・ナックル』シリーズの26年ぶりとなる最新作。セガからライセンスを受けて、デベロッパーのLizardcubeとGuard Crush Gamesが共同開発している。

『ベア・ナックルIV』は、1990年代に発売されたシリーズ三部作をベースにしながら、現代的な手描きビジュアルを採用し、新たなアクション・システムも導入。オンラインでの2人協力プレイおよびローカル4人協力プレイにも対応する。古代祐三氏や川島基宏氏といった本シリーズのレジェンドコンポーザーに加え、下村陽子氏や山岸継司氏らが楽曲を提供し、おなじみの主人公アクセルやブレイズ、アダムらの戦いを描く作品だ。さらに、アダムの娘チェリー・ハンターや、両腕に強力な義手を装備するフロイド・イライアといった新キャラクターの参戦もこれまでに決定している。

今回公開されたトレイラーでは、本作のゲームプレイの様子に加えて、計12体の新キャラクターを紹介。それは、アクセルやブレイズを含むシリーズの過去3作に登場したキャラクターたちだ。いずれも当時のままのドット絵で再現されている。これに伴い、『ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌』からサミー・ハンターとマックス・サンダーが、『ベア・ナックルIII』からはドクター・ザンが新たに参戦決定。これらのクラシックキャラクターは、ゲーム内でアンロックすることで利用可能になる。

すべてのクラシックキャラクターをアンロックすると、同じキャラクターが複数登場する形となるが、それらは見た目の違いだけでなく、オリジナルの登場作品に応じた技やアクションを持っているという。また、『ベア・ナックル 怒りの鉄拳』のキャラクターは警官を呼び出して援護攻撃してもらうことができ、『ベア・ナックルIII』のキャラクターにはダッシュなどの移動アクションが追加されている。

さらに、本作には『ベア・ナックル 怒りの鉄拳』および『ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌』のBGMも収録し、切り替えてプレイできることも発表された。先述の古代祐三氏や川島基宏氏がかつて手がけた名曲にて、当時のままのキャラクターを本作の中でプレイできるわけだ。

ベア・ナックルIV』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに今春発売予定。また、国内では3gooを販売元とし、PS4/Nintendo Switch向けパッケージ版『ベア・ナックルIV スペシャルエディション』が2020年発売予定となっている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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