『ダンガンロンパ』ゲームなどを含めた新情報・新展開を、スパイク・チュンソフトが予告。10周年を記念して
スパイク・チュンソフトは4月9日、『ダンガンロンパ』シリーズ10周年を記念して、2020年にさまざまな展開をしていくと予告した。具体的には、『ダンガンロンパ』関連の取り組みを強化し、多種多様な施策を2020年から2021年にかけて展開するという。
『ダンガンロンパ』シリーズは、スパイク・チュンソフトが開発するアドベンチャーゲームだ。プレイヤーである高校生は、特定の能力に秀でた同年代の「超高校級の生徒」ともに閉鎖された空間に閉じ込められる。最初は協力して平和的に脱出しようとしていた生徒たちは、いつしか謎の人形モノクマの撹乱により、“コロシアイ”をおこなうようになる。犠牲者が出るたびに、犯人を明らかにするための学級裁判が行われる様相を呈していく。その犯人を学級裁判で突き止めなければ、犯人以外の全員が殺される。疑心暗鬼に満ちた、緊迫の学園生活が繰り広げられる。
『ダンガンロンパ』シリーズは、その独特の設定、先の読めないシナリオ、そしてそれぞれのキャラクターの魅力により、国内だけでなく海外にも多くファンを抱えている。全世界のシリーズ累計出荷本数は350万本以上。ゲームだけでなくアニメや小説、マンガや舞台などさまざまなメディアで展開されてきた。最新作となる『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』が発売されてからは、その衝撃的すぎる展開が賛否両論を呼んだり、シナリオライターである小高和剛氏が退社するなど(小高氏は引き続き会社とは円満と強調)、紆余曲折ありフランチャイズとしてはやや動きが抑えめであった。しかしシリーズは再び大きく動き出すようだ。
目玉のひとつが、まるごと「ダンガンロンパ」情報のみで構成するという、10 周年記念番組の生配信だという。 毎月1 回の定期配信を5月からスタートする予定のようで、詳細は後日あらためて発表される。また他にも、ゲーム、グッズ、タイアップなどで新情報を多数用意しているとのこと。記念番組内における発表をはじめ、さまざまな機会を通じて告知されていくという。 次回の情報発信は、 「ニコニコネット超会議 2020」のコンテンツ企画として、 2020年4月18日(土)にYouTubeで生放送される 「“ファミ通・電撃ゲームアワード 2019 ”発表・授賞式」 内で行われるそうだ。
満を持して新たに動き出す『ダンガンロンパ』シリーズ。今後の展開に注目しておこう。