レゴグループおよび任天堂は4月7日、2社のコラボレーション製品である「レゴ スーパーマリオ」を2020年8月1日に全世界で同時発売すると発表した。発表と同時に、スターターセットとなる「レゴ®マリオ と ぼうけんのはじまり 〜 スターターセット」と第一弾となる2種の拡張セットを公開。いずれも全国のLEGO取扱店舗などで、近日中に予約受付が開始される。レゴ ジャパン公式ツイッターによると、日本での予約販売情報は、4月8日8時に発信されるとのことだ。
Let’s-a go! #LEGOSuperMario launches globally on 01/08. Watch @LEGO_Group's lead designer Jonathan Bennink introduce the Starter Course and get a first look at two upcoming Expansion Sets.
Pre-orders start today: https://t.co/dNZVjPj7tG pic.twitter.com/9fkEni5EWg
— Nintendo of Europe (@NintendoEurope) April 7, 2020
「レゴ スーパーマリオ」は、実際にフィギュアを動かして、レゴブロックで組み立てたコースを攻略していく製品。フィギュアとなる「レゴマリオ」は、目・口・胸部に液晶ディスプレイを搭載し、お馴染みの効果音やBGMを再生するスピーカーも内蔵。動作や色、アクションブロックに対応するカラーセンサーやモーションセンサーなどの最新技術も導入され、マリオのさまざまな表情やリアクションを楽しむことができる。コース上にはクリボーやノコノコ、クッパといった敵キャラクターのフィギュアも登場し、現実世界に“マリオワールド”が再現されるのだ。
さらに、レゴ スーパーマリオの遊びの幅を広げる機能として、レゴ スーパーマリオのアプリを配信予定。アプリとレゴマリオをBluetoothで連携させることでスコアを記録できるほか、組み立て方法を分かりやすくサポートする、拡大・回転機能を持ったデジタル組立説明書が閲覧可能。詳細は不明だが、ユーザー同士でアイデアを共有できる情報交換の場が何らかの形で設けられるようだ。
今回発表された「レゴマリオ と ぼうけんのはじまり 〜 スターターセット」は、レゴマリオと7つのアクションブロックをセットにした、「レゴ スーパーマリオ」の世界の入り口となる製品。スターターセットのみでも、レゴマリオのさまざまなリアクションが楽しめるものになっている。
併せて発表された拡張セットの第一弾は2種類。「レゴ スーパーマリオ けっせんクッパ城!チャレンジ」は、敵キャラクター「クッパ」「カロン」「テレサ」「バブル」のフィギュアと、ゲームクリアの助けとなるタイムブロック・ハテナブロックがセットになっており、クッパとの決戦に挑戦する舞台を組み立てることができる。
「レゴ スーパーマリオ パックンフラワー の バランス チャレンジ」は、敵キャラクター「クリボー」「ノコノコ」のフィギュアと、ゴールまでの時間制限を延長できるタイムブロックがセットになっており、パックンフラワーに当たらないようにコインを集めるシーソーのチャレンジを組み立てることができる。これらの拡張セットを用いることで、より自由なコース造りと幅広い遊び方が可能になるだろう。
「レゴ スーパーマリオ」は、レゴならではの自由なコース作りと、作成したコースでレゴマリオがコインを集めるという2つの要素を通じて、新しいインタラクティブな体験ができるという。任天堂の親しみある人気キャラクターと、レゴグループの自由度と創造性を兼ね備えた製品は、子供たち、あるいは大人にも新しい体験を与えてくれるものになっていくことだろう。
「レゴ スーパーマリオ」は、2020年8月1日に全世界で同時発売予定だ。