横スクアクション作成&プレイゲーム『Levelhead』日本向け含み4月30日発売へ。ピンボールからメトロイドヴァニアまで作れる混沌式マリメ


インディースタジオButterscotch Shenanigansは、現在Steamにて早期アクセス販売中の『Levelhead』を正式リリースし、コンソール向けにもリリースすると発表した。リリース日は2020年4月30日。対応プラットフォームとしてはSteamに加え、Epic Gamesストア、Nintendo Switch(国内向けもあり)、Xbox One(Game Pass対象)、モバイル(iOS/Google Play)。価格は2050円となるようだ。

『Levelhead』は、ステージ作成型のアクションゲームだ。プレイヤーは、銀河の荷物配送会社に務めており、その中のレベルヘッド部に所属している。まだまだひよっこ新人である主人公は、あらゆるシチュエーションの配送に備えなければいけない。そのために、「従業員の技能限界を査定するための特別演習」を自分自身で用意することが求められる。自分を鍛え上げる演習コースを作り出し、そしてそれを公開するのだ。

『Levelhead』は、ざっくりといってしまうと『スーパーマリオメーカー』型の作品。自分なりのステージを設計し、プレイし共有するクリエイトタイプのゲームである。しかし構造やデザイン面については差異がある。本作ではジャンプに限らず、多彩なアクションが導入されている。フックショットアクションや、オブジェクトつかみ、アイテム取得による変身。プレイヤーの抱えている荷物は、足場にできたりスイッチのトリガーにできたりと、使いみち豊富。『スーパーマリオメーカー』と共通する部分もあるが映像を見てみれば、ざっくりとアクション性の違いが把握できるだろう。

そのほかの『Levelhead』の独自要素として、『スーパーマリオメーカー2』系のYouTuberであるCeave Gaming氏は以下のような点をあげている

・より複雑なスイッチが利用可能
・リプレイがとにかく迅速(死亡後のリスタートが速い)
・ステージごとの最速記録を右上に常に表示できる(スピードラン向け)
・カメラ固定機能あり(特定の場面でカメラを固定できる)
・ゲーム内マネーをためることで、オンラインで自分のステージを宣伝できる

デザインなども幅広く、より複雑かつ混沌化させたステージ作成ゲームと言えるかもしれない。コース作成以外にも、ゲーム内には90以上のサンプルステージが存在。ステージ作成のバリエーションとしては、パズルゲーム、ピンボールマシン、ボスだらけのレベル、スピードチャレンジ、リズムゲーム、メトロイドヴァニアなどが作成可能という。最大4人までのローカル/オンラインマルチプレイに可能。クロスプラットフォームプレイとクロスプラットフォームセーブにも対応しており、PC版でつくられたステージがNintendo SwitchやXbox Oneで楽しめるそうだ。

開発元のButterscotch Shenanigansは、アクションRPG『Crashlands』を手がけた実績を持つ。同作は、開発者が癌と戦いながらつくりあげた執念のゲームとして仕上げられ、リリースと共に癌を消し去ったという異色のタイトルとして話題を呼んだ(関連記事)。今作も“バタ臭さ”を残しつつも、ハッピーで楽しげなゲームになっているだろう。

『Levelhead』は、2020年4月30日に発売予定だ。Steamストアニンテンドーeショップより購入できる。