高評価ローグライトACTの続編『Rogue Legacy 2』発表。スクリーンショットとBGMもお披露目

 

カナダのインディースタジオCellarDoorGamesは4月3日、『Rogue Legacy 2』を発表した。本作は、2013年にリリースされたローグライト2Dアクションゲーム『Rogue Legacy』の続編。この度、開発元の公式Twitterアカウントにて、現在開発中との報告が寄せられた形だ。

実は開発元のCellarDoorGames、今回の発表の前に『Rogue Legacy 2』の存在をほのめかしていた。というのもつい先日、『Rogue Legacy』を象徴する剣のアイコンに、大きく「2」の数字を重ねたティザー画像を公開。該当の投稿には、続編の登場を期待するファンたちから多数のコメントが寄せられていた。一方で投稿日がエイプリルフールということもあり、単なるジョークではないかとの思いを抱くユーザーも。そんななか、本日『Rogue Legacy 2』の存在が正式に発表。エイプリルフールネタではなく、本当に続編が開発されていることが判明したわけだ。

前作『Rogue Legacy』は、2013年に発売された2Dローグライトアクションゲーム。ランダム生成されるダンジョンを舞台に、数々のモンスターやトラップをかいくぐりながらラスボスの討伐を目指す。特徴的なポイントとしては、代替わりのシステムが挙げられる。プレイヤーは死亡すると、異なるキャラクターに交代。その際には、固有のジョブと特性を持つ複数のキャラの中から選択できる。中には「口が悪い」や「近視」など、ユニークな特性を持つものもおり、操作する世代ごとに新鮮なゲームプレイを楽しめる作品となっていた。

また前述した特徴にくわえ、歯ごたえのある難易度や周回によるやりこみ要素、丁寧に描かれるドット絵などが支持され、Steamでは「非常に好評」を獲得している。そんな『Rogue Legacy』の続編ということで、『Rogue Legacy 2』の発表を嬉しく思うプレイヤーも多いことだろう。さらに開発元は今回の発表と併せて、3枚のスクリーンショットと新たなBGMも公開している。

スクリーンショットについては、現在開発中のゲーム画面のものとなっているようだ。その3枚の画像を見る限り、大幅にグラフィックが進化していることが確認できる。またクラスや敵の姿も。クラスには、ヘルスを75%に引き下げ、マナを100%にする「THE RANGERS」と名称のついたものが映されている。前作に用意されていたパラディンやアサシン、マイナーなども引き続き登場するのだろうか。気になるところだ。なおBGMについては、壮大なオーケストラ調にアレンジされた『Rogue Legacy』のメインテーマが公開されている。

手堅い評価を集めた『Rogue Legacy』の続編ということで、期待がかかる『Rogue Legacy 2』。徐々に強化される心地よさやランダム要素をベースとしたゲームプレイなどから、1作目の時点でローグライト作品としての基盤は固められていたと言えるだろう。今回のスクリーンショットを見る限り、続編においてもそうしたエッセンスは丁寧に受け継がれていそうだ。また開発元曰く、BGMづくりには『Untitled Goose Game』の楽曲制作に携わる作曲チーム「A Shell in the Pit」らも迎え入れているとのことだ。

なお『Rogue Legacy 2』の発売時期については、2020年の夏が予定されているようだ。また本作のSteamページも公開されている。前作『Rogue Legacy』は現在、Steam/PS4/iOS向けに配信中。気長に発売日を待ちつつ、記念すべき第1作目を遊んでおいてもいいかもしれない。
【UPDATE 2020/4/3 14:00】
本作の発売時期について追記