『ドラゴンクエストウォーク』がエイプリルフールでRIZAPとコラボ。盗賊の親分カンダタが結果にコミット


スクウェア・エニックスは4月1日のエイプリルフール企画として、Android/iOS用位置情報RPG『ドラゴンクエストウォーク』の特別コラボ映像を公開した。コラボレーションの相手は「結果にコミット」のキャッチフレーズで知られるプライベートジムRIZAP。コラボ動画は同ジムの代名詞ともいえるコマーシャルのパロディとなっている。出演しているのは『ドラゴンクエスト III』で初登場した敵キャラクター「カンダタ」で、RIZAPおなじみのBGMとともに華麗な肉体改造を遂げる内容となっている。

RIZAPのコマーシャルといえば、「だらしないカラダの芸能人が登場したのち、軽快なシンセサウンドとともに引き締まったボディへ変貌する」という定番のテンプレートで有名だ。今回の映像も様式美にのっとった形となっている。まず登場するのはぽっこりしたお腹を抱えた自信なさげなカンダタ(団体職員)。「こんな 体では これ以上 稼業は 無理かなと 思いました。」と盗賊の親分らしからぬ弱気コメントを寄せている。ところがBGMが切り替わる次のシーンでは一転、ボディビルダーのようなたくましい肉体へ変身を遂げる。覆面のため表情はうかがえないもののポーズからは揺るぎない自信がみなぎっている。

またイベントに合わせて特設サイトも公開された。こちらで詳報が述べられているのは「マッスルモード」なる新機能の実装だ。曰く「スマホを持って『ドラゴンクエストウォーク』をプレイするだけで、みるみるうちに筋肉がついていく」という。いかなる原理でプレイヤーの筋力向上につながるのかは明らかにされていないが、「ラダトーム大学で認められた」メカニズムが実装されているとのこと。王立アカデミーがお墨付きを出す程度の信頼度はありそうだ。また同ページではRIZAPの新たなプログラムも紹介されている。その名も「大魔王ゾーマプログラム」。その名のとおり『ドラゴンクエスト III』のゾーマの居城にてトレーニングを行うプログラムで、マヒャドによる冷却で火照った体をクールダウンしながらワークアウトできるという。また「いてつくはどう」によるデバフ除去効果で翌日の筋肉痛も防止してくれるとのことで、意外にも手厚いサポートが充実したプランとなっているようだ。ちなみにゾーマプログラムは「1回1023分」とされているが、おそらく元ネタはFC時代の最大HPが1023だったことに由来すると思われる。

一連のジョークは3月30日より『ドラゴンクエスト ウォーク』内で開催されている『ドラゴンクエスト III』イベントのPRと見ていいだろう。期間中はアリアハンを舞台としたストーリーを楽しめるほか、今回の主役カンダタも期間限定の強敵として出現。また本日4月1日にログインすると、エイプリルフールイベント記念のジェム401個をプレゼントとして受け取ることができる。『ドラゴンクエスト ウォーク』はAndroid/iOS向けに配信中。Google PlayおよびApp Storeにてダウンロードが可能だ。